『カオスだもんね！』“ファンメ”に心を折られても再び立ち上がる！そんなゲーム監督の仕事の流儀とは？
そして、『笑っていいとも』なき今、逆に新鮮な“お友達ご紹介方式”でお招きした今回のゲストは前回の新藤プロデューサーからのご紹介……。
と、ホストテイストで盛り上げたにもかかわらず、やっぱりいつもどおりゲストに会いに行くパターンでした。
やって来たのはこちら。東京/阿佐ヶ谷にある『アンティークスカフェ』。
外観もオシャレなこのカフェにさっそく入ってみると。
そこで待っていたのは、お店のマスター！ではなく今回のゲスト！ゲームクリエイターの徳島雅彦監督でした。
ここで徳島監督のプロフィールを簡単にご紹介。
アカザーさんは約2年前にPS3用オンラインゲーム『機動戦士ガンダム バトルオペレーション』絡みで、徳島監督にインタビューをして以来のゲーム仲間でもあるみたいです。
と、自己紹介を済ませたところであらためて店内に目を向けてみると……。
なんとも趣味全開な感じで、そこかしこにミズグチさんとアカザーさんが好きそうなアイテムがゴロゴロしています。
これらはこの店のオーナーさんの趣味らしいのですが、徳島監督の私物もかなり紛れているのだとか。
が、この程度はまだ序の口。極めつけの逸品がこちら！
おもちゃを買いすぎてもはや自宅には飾れないので、届いたおもちゃを箱も開けずにこのカフェに運び入れているとのこと。
シャクライ、アカザーさんを超えるホビーバカをはじめてみました。
しかしアカザーさんに言わせると、徳島監督はホビーバカである以前に……。
アカザーさんは徳島監督がセガサターンで手がけた“あるゲーム”がきっかけで、徳島監督のファンになったのだとか。
この作品は徳島監督にとっても、思い出深い初監督作だそうで……。
シンプルなのに気持ちイイ操作感を出すことにこだわって、行き着いたのが “３Dゲームでのロックオンシステム”の採用！現在ではよく見かけられるゲーシステムですが、使われたのはこの作品がはじめてとのこと。
そのゲームシステムは、当時アカザーさんの心もガッチリ掴んだようです。
結果、このシステムは多くのユーザーに受け入れられて大ヒット！この成功を受け、ドリームキャスト用の作品をイチから任されることになったらしいです。
そして制作されたのが、徳島節がてんこ盛りでジムが大活躍するドリームキャスト用『機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で･･･』です。
アカザーさんは「このゲームが俺のナンバー１ガンダムゲームだよ！最初はスタパさんちで徹夜でクリアしたよ！こいつの為だけに、まだドリキャス持ってるよ！」と熱くまくしたてるほど大好きなゲームらしいのですが……。
アカザーさんのこの気持よくわかります。シャクライも『サムライスピリッツ』シリーズをプレーするためだけに『ネオジオ』がいまだ現役マシンですよ！
と、ここでミズグチさんが徳島監督に連邦派かジオン派かを質問。徳島監督は立場的に答えづらいとしながらも……。
けっこう踏み込んだお答えがいただけました。
もちろんシャクライも“コロニー落とし”には反対です。そしてダジャレまじりにミズ＆ケンも大反対！
話はミズグチさんもハマった、PS2の『機動戦士ガンダム戦記』へ。
そういえばミズグチさんは打ち合わせの時に、このゲームの話ばっかりしている時期がありましたねぇ。
そんなゲーム内でミズグチさんを奮起させた“萌え要素”は徳島監督もイチオシのシステムだったようで……。
勢い余って将来的に作ってみたい夢のゲームプランまで披露してくれました。ありがとうございます、これぞA話E話！
そして話題は約2年ものあいだアカザーさんと徳島監督がハマリ中の、PS3用オンラインゲーム『機動戦士ガンダムバトルオペレーション』へ！
プレーしていないものの、アカザーさんからさんざん話を聞かされているミズグチさんもかなりの耳年増のようです。
そんなバトオペ誕生のキッカケは、お台場の実物大ガンダムとの出会い!?
ゲーム制作にあたっては、MSの動きに重厚感を持たせたかったとのこと。
どうやらアカザーさんを2年間も夢中にさせる要素は、このあたりのこだわりにあるみたいです。
そして最後にもうひとつ大事なお話が！それがこちらの徳島監督の新作！
現在発売中のPS3用ソフト『機動戦士ガンダム サイドストーリーズ』（価格7600円）です。
これは先ほどお話をうかがった作品を含む以下の6作品がリメイクされ、さらに新作まで付いた超お買い得ソフト！
しかし、もともとは……。
なお、用意されたシナリオは計12本、1年戦争からガンダムUCの時代までのサイドストーリーが描かれているらしいです。
そしてこのゲームに登場するMSのなかで、徳島監督が持てる限りの“中二成分”を注ぎ込んだのがこちらのペイルライダーとのこと！
ゲームのほうはひとりプレー専用で、シナリオをじっくり楽しめる作品に仕上がっているそうです。
というワケで、鉄塊と硝煙とおもちゃを愛し、萌えと中二が同居する徳島監督が気になった皆さんは、これもディスティニーだと思って是非プレーしてみてください。
徳島監督、本日はA話E話ありがとうございました！
ホビーマニアなゲーム監督のA話E話は週刊アスキー6/24号（6月10日発売）の『カオスだもんね！PLUS』をチェック！
(C)創通・サンライズ
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