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話題の『Oculus Rift DK2』を使うならPC性能はどれぐらい必要か聞いてみた
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話題の『Oculus Rift DK2』を使うならPC性能はどれぐらい必要か聞いてみた

2014-06-25 00:00
     仮想現実を体験できるヘッドマウントディスプレー『Oculus Rift』。その新しいキット“DK2”が、世界最大のゲームイベント『E3』で実機がお披露目され、話題となっている。 Oculus Rift DK2

     現状、Oculusは開発キットであるが公式HPで誰でも予約し、350ドル(約3万5700円前後)で購入できる。一部のインディーズゲームデベロッパーなどが対応ゲームを公開しており、ダウンロードすることで遊べる。

     今回、秋葉原の『G-Tune:Garage』でOculus Riftの試遊を行なっている、マウスコンピューターさんに取材して、実際“DK2”を入手したらどれぐらいの性能のPCがあれば楽しめるのか聞いてみた。

    Oculus Rift DK2

    コンシューマーマーケ営業統括部
    プロダクトマネージャー
    杉澤 竜也氏

    DK2だとミドルクラスのGPUが安心

    編集部:OculusがDK1からDK2にパワーアップしましたが、どんなスペックのPCが適切と考えていますか?

    杉澤:秋葉原にあるショールーム(G-Tune:Garage)でOculusのDK1を展示していますが、液晶が720pなのでGTX650M搭載ノートでも結構動きます。しかし、いち早くDK2に触れた開発者の方々によると、液晶がフルHDになったぶん、負荷も高いとのこと。デスクトップならGTX760、ノートならGTX870M以上のGPUだったら安心と考えております。

    編集部:Oculus推奨PCなどは検討されていますか?

    杉澤:Oculusは確実にゲームの世界を変えるデバイスですが、現状ではニッチなデバイスなので製品化の計画はありません。ただ個人的にはDK2もラクに動かせる強力なGPUを搭載した小型PCが欲しいですね。

    編集部:ゲームメーカーとのコラボなどは考えていますか?

    杉澤:大手メーカーよりも同人やインディーズ系メーカーのほうがOculusの熱が高いんです。G-Tune:Garageで展示しているフライトシムも、同人メーカーのほうからアプローチを頂いたものです。また、ゲームではありませんが、部屋のレイアウトソフトと連動して弊社の“G-Tuneちゃん”の家をOculusでのぞけるようなデモも考えております。

    Oculus Rift DK2

    ↑秋葉原にある『G-Tune:Garage』では、フライトシム用のコントローラーとOculus Riftで『Raiders Sphere 4th』の体験が可能だ。

    NEXTGEAR i640SA1

    Oculus Rift DK2

     DK2を楽しむならGeForce GTX760以上搭載が望ましいということは、同社で言えばデスクトップなら『NEXTGEAR i640SA1』(直販価格14万184円)以上が適正。ノートPCであるならばGeForce GTX870M搭載の『NEXTGEAR-NOTE i790シリーズ』(直販価格15万984円~)以上が必要のようだ。

     決して安い買い物ではないので、興味がある人はボーナスを使ってOculusと一緒にPCも一括購入してみるのもアリ。

     このほか、週刊アスキー 7/8号(No.985)では、タブレットとBluetoothキーボード、カメラとレンズなど、ボーナスで買うと幸せになれるデジギアの組み合わせを紹介。ぜひご参考に。

    ●関連サイト
    G-Tune公式サイト

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