Surface Pro3はディスプレーが12インチ(2160×1440ドット)と10.6インチ(1920×1080ドット)よりも画面が大きく高解像度になった。ただし、ペンの性能はSurface Pro2が筆圧検知1024段階に対して、Surface Pro3は256段階と性能が落ちている。
↑筆圧を徐々に強めながら曲線を5回、上下に10回素早くペン入力を行なって性能の違いを確認。
Surface Pro3結果 Surface Pro2結果方式はワコム製からソニーのVAIO Duoなどが採用していた“N-trig”製に変更している。実際に線を描いてみると、ゆっくりペンを動かした際は筆圧検知の違いからか、Surface Pro3の方がやや線がブレたが、ふだん文字を紙に書く感覚で使ってみると、Surface Pro2とそん色はほぼなかった。
Surface Pro3のペン Surface Pro2のペンSurface Pro3とPro2ではペン自体も変わっている。Pro3の方は中に電池が入っていて、Bluetoothで本体と接続。
ペン尻のボタンを押すとスリープ中でも、すぐにOneNoteが起動する。会議中に手書きで手早くメモを取れた。
また、ペン尻のボタンをダブルクリックすると、表示中の画面をキャプチャーしてOneNote上で表示する。地図を表示していて、そこに時間や電話番号をメモするといった使い方が有効だ。手元の2つのボタンでは範囲選択、消しゴム機能に切り替わり、画像編集でも結構便利だ。
Surface Pro3は12インチと10.6インチのPro2よりも画面が大きいので、表示面積が広い点も見逃せない。ペンの使用感に関しては、若干滑らかさがPro2に劣るようにも感じるが、この辺りは好みの問題もある。ただし、イラストを描くプロでもない限り、その微々たる差はあまり感じないように思えた。
イラストを描く用途では、Pro2の方が良いと思う人もいるかもしれないが、ふだん使いや仕事で使う人なら、CPUなど性能が向上しているPro3を選択するのがいいかも。
このほか、22日発売の週刊アスキー8/5号(989号)の特集では、バッテリー駆動時間やタイプカバーの入力のしやすさなど、Surface Pro3の性能を徹底検証しているので、購入を検討している人はぜひ参考にしてみたください。
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