というワケで今回はシャクライのボードゲームコレクションのなかから、バンダイさんの『立体 クレイジークライマー』を3人でプレイ!
このボードゲーム、“立体”と銘打っているだけありまして、このようないでたちでプレイします。まさに“立体”という名に偽りなし! 当時としてもかなり異色の“そびえ立つボードゲーム”です。
ゲームルールはといいますと……。
3人それぞれに自分のコマを決め、ビル1階のスタート地点にスタンバイ。
ちなみに赤がアカザーさん、青がミズグチさん、ピンクがシャクライです。このorzポーズをしたコマにクライマーの意気込みを感じすにはいられません。
ジャンケンでトップスタートになったアカザーさんから、プレイカードを出していきます。
なお、カードは1枚出したらデッキから1枚取り、手元にはつねに5枚をキープ。
その後、ミズグチさんも“2”、シャクライも様子見で“2”を出しひとまず横一線にビルを登りだした3人のクライマー。腰のあたりに力が漲っていますね。
次順ではアカザーさんが3を出し5階に到達。ここで、ビルの下にあるルーレットを回すことに。
運命のルーレットが指し示したのは“花瓶”。そして、悲劇は起こりました……。
そう、このクレイジークライマーもTVゲーム版のクレイジークライマー同様に、障害物が落ちてくるのです。そして障害物に当たるとひとつ下の窓へと転落するルール。
ちなみに、花瓶以外にもイス・フライパン・鉄アレイ・ポットなど、縦の列で落下物が決まっており、ルーレットが指し示したものが落下する仕組み。
と、以上がこのゲームの一連の流れです。あとは順番にカード出しながら屋上に待つヘリを目指してコマを進めていきます。
プレイカードの中にはこんなお得なカードも!
しかし、そう簡単にいかないのがクレイジークライマー。20階あたりにやっかいな奴が居るんです!
ゲーム的には恐ろしいモンスターですが、この表現はちょっとオーバーでした。実際はこんな感じ。
そしてお察しのとおり、キングゴリラのコマに触れると落下が待っています。
って、いってるそばから落下。せっかくの急上昇が水の泡ですよ。
そして、このあたりからゲームはわりと膠着状態に。
というのも上階に行けば行くほど、開いてる窓が減ってくるんです。そして、キングゴリラも行く手を阻み、さらには25階以上ではハプニングを呼ぶルーレットを毎回さなくてはいけません……。
そんな感じで3人ともに思うように進めなかったんですが、ここでシャクライがレアなクレイジーカードをドロー!
この“全員の持ち札シャフル”が良いように作用し、今まで立ち往生していた3人に動きが出て来ました。が、いちばん得をしたのは……。
ってことで、アカザーさんが温存していた“上昇カード”を使って、最上階のヘリまで一気に登りつめゴール!
と、ゲームを一番理解している持ち主がそのまま勝ってしまうという、ちょっと空気を読んでない展開に。
このままではふたりに悪いと思い「今のは練習でもう1回やりましょう」と提案したんですが、「やるか!この時間泥棒」とやんわり拒否されました。どうしてですかねぇ? こんなに面白いんですけどねぇ。
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