ひらくPCバッグVAIO版は、ドム または ばいき●まんカラーであることが判明
『ひらくPCバッグ』は、ブロガーのいしたにまさき氏が発案したショルダーバッグ。側面が三角形で自立し、ノートパソコンやデジタルガジェットを持ち運んでカフェなどで作業するのに最適だ。フタが半分に折れて手前に開くため、必要なモノがすぐに取り出せる。13インチの『VAIO Z』や15インチのMacBookなどが収納可能なほか、カメラバッグとしての愛用者も非常に多い。もちろんノートPCとレンズ交換式カメラの両方を収納することもできる。
ひらくPCバッグユーザーの多くは、前面のパンチング革部分にお気に入りの缶バッジやピンバッジを付けてデコっている。IT業界にいると身近な人とかぶってしまうことも多く、差別化を図るという意味もある。
ユーザー諸氏の手元に届くのは1ヵ月ほど先だが、このバッグに似合うカスタマイズアイデアを模索してみよう。
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筆者は本製品の企画者本人でありながら、なんだかこの色の取り合わせにはデジャヴ感があると思っていた。記憶をたぐり寄せてみると、ドムであることに気がついた。言わずと知れた、機動戦士ガンダムシリーズに登場する主人公達の敵対勢力・ジオン軍のモビルスーツのひとつだ。
撮影のためにドムのぬいぐるみを探したところ、以前プライズ品が存在したとの情報をキャッチ。中古おもちゃ店の通販を利用して買い求めたものがコレだ。その店舗でのランクはBで若干の使用感があったが、タグ付きで860円ほどだった。タグには、ちゃんと“(c)創通・サンライズ”とあった。
横に立たせてみたところ、トレードマークであるホバーエンジン付きの脚部がどっしりと低重心で自立可能。『ひらくPCバッグ ドムモデル』かと思うくらい配色が一致。ひらくPCバッグも自立するのが最大の特徴であり、ここにも共通項があるとは恐れ入った。
パンチング革の前面ポケットに下半身を入れたかったが、脚がことのほか大きく入らなかった。もし3体入れられれば“ジェットストリームアタック”ができたのが——。なお、頭部には紐が付いているが、この紐でバッグにぶら下げるのはさすがにマスコットとして存在感がありすぎるだろう。
仕方がないのでバッグ内部に入ってもらうことにした。幸い『ひらくPCバッグ』には仕切りが3枚付属しており、メインスペースを箱のように仕切る仕組み。腕を出したらちょうど湯船に入っているような格好になった。
前から見ると『進撃の巨人』の超大型巨人が壁の向こうから覗いているような感じになった。カフェでの仕事中にこうして見張られているのも悪くないが、なにぶん無駄にスペースを食うのが玉に瑕だ。
ドムとの配色の一致ぶりはすばらしかったが、常にぶら下げるには大きすぎたため却下。続いて脳裏をかすめた同じ配色のキャラクターが、ばいきんまんだ。キッズたちに絶大な人気を誇る国民的アニメ『アンパンマン』の悪役であるところのばいきんまんは、キャラクターグッズの数が膨大。あらゆるサイズのぬいぐるみが揃っている点もドムより圧倒的に有利だ。
今回チョイスしたのは、体長18センチ（つの含む）ほどの小さなぬいぐるみ『プリちぃ★ビーンズSPlus』シリーズ。マイクロファイバー素材で手触りがよく、胴体にビーズが詰まっているため適度な重さがありくたくたした感触だ。Yahoo!ショッピングで約780円で入手した。
もちろんAmazonでも売っており、ドムのぬいぐるみと違って入手は容易なので安心していただきたい。
付属品かのようにピッタリ収まった。胴体のくたくたした感触のおかげでファスナーもしっかり閉まり、落とす心配もなさそうだ。
さらに心配だったら片腕または両腕を収納してしまってもいいだろう。両腕を収納すると強制収容されて連れて行かれるドナドナ感が否めないが、落下の心配はほぼなくなるだろう。
ばいきんまんグッズを複数付けて、バッグ自体をバイキンメカ（ばいきんまんの乗り物）のようにしてしまってもいい。ファスナーの引き手に、ばいきんまんの顔の形の反射素材チャーム『ピカット安全チャーム』も取り付けてみた。これは、旅行先で訪れた『仙台アンパンマンこどもミュージアム＆モール』内の店舗“ドキンちゃんのドキドキおしゃれショップ”で買い求めたおみやげだ。
このデザインはアンパンマンミュージアムのショップ限定だが、カラダの付いたデザインならAmazon等で購入可能だ。
それにしても悪役というのは、ブラックと紫と相場が決まっているのかもしれない。ほかにも、ディズニー映画『眠れる森の美女』の魔女・マレフィセントや『白雪姫』の継母、『ヤッターマン』のドロンジョなども黒と紫の衣装に身を包んでいる。
2体並べたら、悪役の哀愁みたいなものが漂ってきた。ちなみに、ばいきんまんは悪役でありながらキッズの間でも意外な人気キャラだ。どこか憎めない間抜けなところがウケているのだろうか？
結論としては、ばいきんまんのぬいぐるみをピョコッと飛び出させた姿がかわいらしく非常に気に入った。ほかにも配色の似たキャラクターがたくさんいそうなので、自分のお気に入りを見つけてみて欲しい。次回は、キャラクターではなくほかのアイテムで別のカスタマイズアイデアを探っていく。
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アスキーストア店員うえの＆やまぐち
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