●ASUS
●実売価格 14万200円前後
タッチパッド付きの打鍵感良好なキーボードが付属
マグネットヒンジを備えた着脱式キーボードが付属する2in1 PC。CPUはファンレスで駆動するCore Mの最上位モデル“Core M-5Y71”を採用。12.5インチ液晶(2560×1440ドット)を採用したタブレット部が厚さ7.6ミリ。キーボード装着時でも16.5ミリと、11.6インチ液晶を備えたMacBook Airの17ミリと比べても薄い。
ディスプレーはコントラストが高め
■T300Chi
■Let'snote MX4
同じ12.5インチ液晶を備えた2in1 PC『Let'snote MX4』と見比べてみると、コントラストが高い。明るい部分から暗い部分まで出ている。一方で、色味は濃いめ。
本体だけなら軽量ノートPCよりも軽い
■T300Chi(タブレットのみ)
■LaVie Hybrid ZERO HZ550/AAB
■T300Chi(キーボード装着時)
タブレット部だけなら実測718グラムと軽い。実測776グラムだった『LaVie Hybrid ZERO HZ550』より軽いと言えるが、キーボードを装着すると実測1.434キロとそれなりの重さに。タブレット部の自重とバランスをとるために重くしていると思われる。
フォトスタンドのように使う
本体を裏表逆にしてもキーボードに装着可能。動画視聴時など、キーボード操作をしないときに活用したい機構だ。
WQHD解像度でウェブページを一覧する
縦位置にすると片手で持ちやすい。しかし、タブレットとしては大型で片手で持つのはやや疲れる。液晶解像度は2560×1440ドットなので、フルHD機と比べ、縦に長いウェブサイトの情報量が多い。
省電力に特化したCore Mだが第5世代Core i5に迫る性能
Core M-5Y71を採用した本機とCore i5-5200Uを採用した『LaVie Hybrid ZERO HZ550/AAB』でCINEBENCH R15のスコアーを計測。スコアーは本機が247、LaVie Hybrid ZEROが258と実力は拮抗。ただし、連続して何度も計測すると本体に熱が蓄積されてしまい、190辺りまで落ちることもあった。長時間の高負荷作業は厳しいが、ウェブ閲覧や瞬間的な高負荷作業なら低価格Windowsタブレットでは得られない高パフォーマンスが期待できる。
●主なスペック
CPU Core M-5Y71(2コア/4スレッド、1.2GHz、最大2.9GHz)
ディスプレー 12.5インチタッチIPS(2560×1440ドット、235dpi)
メモリー 8GB
ストレージ 128GB SSD
通信機能 IEEE802.11a/b/g/n、Bluetooth4.0
インターフェース マイクロUSB3.0、マイクロHDMI、マイクロSDXCカードほか
バッテリー駆動時間 約6.6時間(公称値)
OS Windows8.1(64bit)
サイズ/重量 317.8(W)×191.6(D)×16.5(H)mm/約1.42kg(キーボード装着時)、317.8(W)×191.6(D)×7.6(H)mm/約720g(タブレット部のみ)
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