一方で、いまだに情報が断片的に伝わってましてですね、単純に「週アス、なくなっちゃうの」というものから(誤報ですw 紙版はたしかに廃止しますけど・・・・・・)、「ウェブ版だけになるんですよね?」(えぇぇ、まさか!)や、はたまた「電子雑誌だけになるの?」(週アスPLUSは開設以来、年1.6〜1.8倍成長を継続中ですよ?今まで以上に面白くしますから!)というものまで。
一言でいえば皆さまへの周知不足ゴメンナサイなんですが、ニホンゴッテムズカシイデスネ。
さて、この1ヶ月を振り返りつつネット上の反響や、今後のお話をイトーとナベコのLINEメッセージでまとめてみました。
第一報なので、メディアの立ち位置や姿勢がよくわかる記事が多いですな。
ねとらぼ - 「週刊アスキー」5月末で印刷版は休刊へ 以降はネット/デジタルに完全移行
→情報公開から33分後の0:33緊急掲出のスピード感。リードの"うわあああああああ!"の叫びが秀逸でした。
ハフィントンポスト - 「週刊アスキー」紙版休刊へ 電子メディアに完全移行
→ニュース文少々+週アスPLUS掲出のエンドースメント全文転載。報道系Webメディアっぽい記事のつくり方ですね。
読売オンライン - 週刊アスキー、休刊へ…電子メディアに完全移行
→翌日の4月1日、9:55掲出。発表された事実のみを1行で掲出、というのが実に新聞らしいです。
NAVERまとめ - 週刊アスキー休刊ネット移行へ
→Twitterコメントを拾っているのは、メディアの文脈の違いが現れてますね。
よりメディアの特色を出すコラム型。媒体関係者以外の参戦や、CGM系サービスでの話題も面白かった。ここでは取り上げませんでしたら2ちゃんねる掲示板系での取り上げも結構ありましたね。
NewsPicks - 「週刊アスキー」の“紙卒業”に見る、雑誌メディアの生きる道
→経済メディアらしい分析を素早く掲出していたのは流石でしたね。
f/x IT - KADOKAWA、週刊アスキーの雑誌刊行は5/26売まで
→過去も大きな発表のたびに取り上げている業界系広告エージェントの自社サイト。
教えて!goo おしトピ - 電子メディアに完全移行するため「週刊アスキー」が休刊へ。遅いと思いますか?
→エゴサーチでイトーが見つけたわけですが、結構自論を書いている人も多くてなるほどなーと興味深かった。
秒刊SUNDAY - 諸行無常、週刊アスキーの休刊でネットユーザ悲しみの声
→"授業中に授業そっちのけで"という文面に記者たまちゃんさんの世代を感じますね。
休刊なのかどうなのか?
ちょっとマジメに書きますよ。書く媒体によって論調が分かれるのは、NEWSWEEKが2012年に発表したような"紙媒体を廃止して本格的に電子版移行"をやった媒体って、日本では過去なかった事例なんですよね。
それができなかった背景には色々あるでしょうが、紙媒体最優先の制作体制のあまり、まともな規模のWebサイトをそもそも持っていなかったり(週アスは週アスPLUSがありますし、だからこそ電子版移行に合わせてウェブサイトの名前を『週刊アスキー』に変えちゃいますが)、そもそも'00年代の「電子移行」は「ただの休刊」と同義だったりした時代もある。あ、マジメに中の人っぽいこと書いてしまいました。
5月26日発売の紙版・週刊アスキーの最終号に向けて徐々に露出していきたいと思ってますが、電子版と週アスPLUSってどう違うの?っていう疑問はよく聞かれますねー。電子版は雑誌と同じなので、言ってしまえばいままでと同じ。
もちろん宮野編集長のステートメントにもあるように、電子に適した形や号外みたいな試みもやっていきますけど、基本は同じノリでして。
ぐぬぬ、ナベコ……。
生暖かく応援していただくもヨシ、どういう展開を考えているのか見守っていただくもヨシ。
電子版を未見の読者さんたちは、ぜひこの機会に一度、電子版週刊アスキーをご一読くださいませ。今ならキャンペーンで本体価格100円ほど(サブスクリプション配信除く)でお買い求めいただけますので!
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