スマホやタブレットを赤外線カメラに変える画期的なアイテム「FLIR ONE」を紹介します。FLIR ONEは、iOS用とAndroid用の2モデルがあり、iPhoneやiPad、microUSB接続のモバイル機器に装着することで、肉眼では見えない熱の視点から世界を見られるのです。アメージング!
FLIR ONE。見ての通り、iOSデバイスの下部に接続して使用します。microUSB接続のAndroid用もあります。 iPhoneにくっつけると、こんな感じです。本体を見ると正面にはカメラがふたつ。ひとつは普通のカメラで、もうひとつが赤外線カメラ。これにより、対象物が認識しやすくなっているのが特徴です 本体左右に電源ボタンと給電用のmicroUSB端子があります撮影には「FLIR ONE」という専用のカメラアプリを使います。
FLIR ONE 価格 無料 作者 FLIR Systems バージョン 2.0.4 ファイル容量 20.4 MB カテゴリー 写真/ビデオ 評価 (3.5) 対応デバイス 全機種 対応OS iOS 7.0以降アプリの機能としては、ビデオと写真、パノラマ、タイムラプスがあり、iOSの純正カメラアプリに近い操作体系です。
さっそく起動してみると、こんな感じです。ノートPCは熱く、飲料は冷たいということがすぐにわかりますな 横で働いている人を写してみると……ディスプレーと顔の温度って近いんですね 編集部のみなさん 画面上からスワイプすることで、普通のカメラビューにすることも可能 画面中央上のアイコンをタップすれば、画面中央の温度も計れますさてこのアプリ、フレーム内においてもっとも温度の高い部分が赤、もしくは白に近づきます。逆に温度の低い部分は青、もしくは黒に近づく。そのため、FLIR ONEの向きを変更するごとに、最高温度部が変化することになるわけです。
いくつか平行して温度をチェックしたいとなった場合は、設定から「スパンをロック」をオンにしましょう。
たとえばこの写真。フレーム内で一番熱いのはポットなので、ポットだけが赤くなるわけですが…… ちょっと横を向くと、とりたてて熱いものがないので、画面中が真っ赤になります ポットが赤い部分で、設定から「スパンをロック」をオンにすると、この画面の色が基準になります スパンをロックしてちょっと横を向くと、ご覧のとおり。ポットより熱いものはなかなかないことがわかりますね。ちなみに赤くなっているのはスイッチングハブです使いみちはいろいろありそうです。インドアなら、エネルギー効率が悪い熱損失や水漏れを識別したり、ソーラーパネルの点検や室内の温度分布の調査など。アウトドアなら、キャンプ場の調査や野生動物の観察、いなくなったペットの捜索、暗い夜道や駐車場で車や周囲の安全を確認するなどということにも使えそうですね。
街中を撮影すると、ちょっとしたアートにもなります。人、地面、自動車が熱いようです 電車を撮影すると、車輪がものすごく熱い。摩擦熱なのかしらん後付けでスポットを複数ヵ所設定できるほか、指定エリア内の最大温度、最小温度、平均温度を自動的に表示する「FLIR Tools」というアプリもあります。
FLIR Tools 価格 無料 作者 FLIR Systems バージョン 1.7 ファイル容量 34.6 MB カテゴリー 写真/ビデオ 評価 (無し) 対応デバイス 全機種 対応OS iOS 7.0以降つけ麺を食べる前と食べたあとで、スープの温度に変化があるか調べてみました。なんの意味があるんだ、と言われると困りますが。
出てきたとき、スープの表面温度は56.4度。乗っている具の影響もあるかも 冷たい麺をつけて食べるため、食べ終わったあとは35.7度までスープの温度が下がりました ケースとストラップが付属します。本体はLightning端子がむき出しなので、できればこれに収納して持ち運びたいところバッテリー容量は350mAh。バッテリー駆動時間はおおよそ1時間といったところです。本体サイズはおよそ幅72×高さ26x奥行き18mm、重量はおよそ30gとコンパクト。
価格は3万4992円。この機会に、ぜひ。
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(使用期限は2016年3月15日午前10時まで)
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