~お詫び~
7時半に寝たら3時半まで起きれず、
完成前の状態でそのまま公開する事態となってしまいました・・。
改めて9時にメールを配信し直しています。ブロマガの遅れと誤配信誠に申し訳ありません。
どうも、
管理者のNDです。
10月04日は
北海道東方沖地震から24年です。
M8.2の巨大地震が発生し、平成になって最初の巨大地震がこの地震でした。
択捉島内では死者が9人出たらしく、北方領土にいた島民1万人がロシア領に移住し、
色丹島は島自体の経済力が衰退する事態となっています。
また、この地震では遠方の地震で深さはプレート境界型地震らしい28kmだったのですが、
東京都で震度3を観測し、対し稚内市は震度1だったという異常震域が如実に現れたデータもあります。
同様に震源に一番近い根室市より釧路市・厚岸町の方が震度観測は高く、
最大震度6は、根室市では観測しておらず、上記2市町が観測しました。
今回は、
「規模の知り方」をテーマにお伝えしていきます。
といっても、専門的な説明は最低限にし、皆さんにわかるような形で伝授します。
よく放送内でも聞かれる質問なのですが、地震は規模と震度があります。
この関係は、光源と明るさのようなもので、
規模がでかいからといって、震度が大きくなるわけではありません。
そもそも最大震度は、全地点での一番揺れが大きかった場所なわけですから、
皆さんの住んでいる地域が本来の震度なのです。
先日紹介した十勝沖地震のM8.0で例を見てみますと、
最大震度は6弱ですが、実際にその震度を観測したのは日高地方~釧路地方だけです。
それ以外の地域は震源から離れれれば離れるほど震度は低くなり、
同じ道内の札幌市は震度4、仙台市は震度2、石川や長野では震度1、それより西は震度0です。
よくM6.0なのに最大震度が1とか2だったというのは、
震源から遠いのが、多くの場合は原因になります。
つまり、震源の場所一つ違うだけで同じ規模でも居住地があるかないかで最大震度は変わるのです。
極端な例を上げると、
新潟県中越地震の地震活動の一つで、本震後M6.0を観測しましたがこちらは最大震度6強、
対して2011年に起きた関東東方沖のM6.0は最大震度1です。
ちなみに、規模が大きいほど同じ震度でも体感が大きく変わってきます。
M4ですぐ近く震源で震度3を観測した場合は、瞬間的に大きな揺れがきますが長くは続きません。
一方、M6で遠い震源で震度3を観測した場合、慢性的な揺れが長い間揺れます。
つまり、広範囲な地震であるほど長い地震になりやすく、
即ちそれは規模の大きい地震であることがわかってきます。
当放送を見れない環境にいる時、これを知っていると結構役立ちます。
「あ、地震だ」と感じたとき、強いか弱いかも大事ですが
その直後は「どれだけ長く続いたか」に注目すると情報を見ていなくても
大したことがあるかないかわかります。
自分は新潟県中越地震の時、震度3~4程度の揺れが1分程度東京でも感じ続けたのを覚えています。
一方、その1年後にあった千葉県北西部地震の時は、体感震度4~5弱の強い揺れでしたが
揺れは新潟ほどは長く続かなかった気がします(記憶に残るほどは揺れていない)。
規模にして0.8の違いがありますが、時間にするとだいぶ変わります。
東日本大震災は言うまでもなく、3分以上の長い揺れが続いていました。
このように、強い規模の地震であるほど、
震度以外に「揺れた時間が長くなる」という性質がありますので
震度より、揺れた時間の長さで多くの地点は規模を推測できるかもしれません。
1分以上海岸で体感できる地震を感じ続けたのであれば、
とりあえず震源地が沖である可能性を考慮し揺れている間でも即時に陸に逃げてください。
そもそも、津波注意報が出るよりも前から強い揺れがあったら逃げるのが当たり前なのですが、
揺れがいつまでも収まらない場合も実は逃げたほうが良いのです。震源から離れるので
強くなければ、死に物狂いになってまで逃げる必要性はありませんが、
遊泳継続は情報を見て津波の心配がないことを確かめるまで避けたほうがいいです。
陸地でも普段より長い間地震に見舞われたら、
どこかで結構でかい地震があったと思ってみると良いでしょう。
すぐにテレビ・ワンセグをつけてみることをオススメします。
今の時代、地震情報はすぐネットで受信できる時代にはなりましたが・・・
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
7時半に寝たら3時半まで起きれず、
完成前の状態でそのまま公開する事態となってしまいました・・。
改めて9時にメールを配信し直しています。ブロマガの遅れと誤配信誠に申し訳ありません。
どうも、
管理者のNDです。
10月04日は
北海道東方沖地震から24年です。
M8.2の巨大地震が発生し、平成になって最初の巨大地震がこの地震でした。
択捉島内では死者が9人出たらしく、北方領土にいた島民1万人がロシア領に移住し、
色丹島は島自体の経済力が衰退する事態となっています。
また、この地震では遠方の地震で深さはプレート境界型地震らしい28kmだったのですが、
東京都で震度3を観測し、対し稚内市は震度1だったという異常震域が如実に現れたデータもあります。
同様に震源に一番近い根室市より釧路市・厚岸町の方が震度観測は高く、
最大震度6は、根室市では観測しておらず、上記2市町が観測しました。
今回は、
「規模の知り方」をテーマにお伝えしていきます。
といっても、専門的な説明は最低限にし、皆さんにわかるような形で伝授します。
よく放送内でも聞かれる質問なのですが、地震は規模と震度があります。
この関係は、光源と明るさのようなもので、
規模がでかいからといって、震度が大きくなるわけではありません。
そもそも最大震度は、全地点での一番揺れが大きかった場所なわけですから、
皆さんの住んでいる地域が本来の震度なのです。
先日紹介した十勝沖地震のM8.0で例を見てみますと、
最大震度は6弱ですが、実際にその震度を観測したのは日高地方~釧路地方だけです。
それ以外の地域は震源から離れれれば離れるほど震度は低くなり、
同じ道内の札幌市は震度4、仙台市は震度2、石川や長野では震度1、それより西は震度0です。
よくM6.0なのに最大震度が1とか2だったというのは、
震源から遠いのが、多くの場合は原因になります。
つまり、震源の場所一つ違うだけで同じ規模でも居住地があるかないかで最大震度は変わるのです。
極端な例を上げると、
新潟県中越地震の地震活動の一つで、本震後M6.0を観測しましたがこちらは最大震度6強、
対して2011年に起きた関東東方沖のM6.0は最大震度1です。
ちなみに、規模が大きいほど同じ震度でも体感が大きく変わってきます。
M4ですぐ近く震源で震度3を観測した場合は、瞬間的に大きな揺れがきますが長くは続きません。
一方、M6で遠い震源で震度3を観測した場合、慢性的な揺れが長い間揺れます。
つまり、広範囲な地震であるほど長い地震になりやすく、
即ちそれは規模の大きい地震であることがわかってきます。
当放送を見れない環境にいる時、これを知っていると結構役立ちます。
「あ、地震だ」と感じたとき、強いか弱いかも大事ですが
その直後は「どれだけ長く続いたか」に注目すると情報を見ていなくても
大したことがあるかないかわかります。
自分は新潟県中越地震の時、震度3~4程度の揺れが1分程度東京でも感じ続けたのを覚えています。
一方、その1年後にあった千葉県北西部地震の時は、体感震度4~5弱の強い揺れでしたが
揺れは新潟ほどは長く続かなかった気がします(記憶に残るほどは揺れていない)。
規模にして0.8の違いがありますが、時間にするとだいぶ変わります。
東日本大震災は言うまでもなく、3分以上の長い揺れが続いていました。
このように、強い規模の地震であるほど、
震度以外に「揺れた時間が長くなる」という性質がありますので
震度より、揺れた時間の長さで多くの地点は規模を推測できるかもしれません。
1分以上海岸で体感できる地震を感じ続けたのであれば、
とりあえず震源地が沖である可能性を考慮し揺れている間でも即時に陸に逃げてください。
そもそも、津波注意報が出るよりも前から強い揺れがあったら逃げるのが当たり前なのですが、
揺れがいつまでも収まらない場合も実は逃げたほうが良いのです。震源から離れるので
強くなければ、死に物狂いになってまで逃げる必要性はありませんが、
遊泳継続は情報を見て津波の心配がないことを確かめるまで避けたほうがいいです。
陸地でも普段より長い間地震に見舞われたら、
どこかで結構でかい地震があったと思ってみると良いでしょう。
すぐにテレビ・ワンセグをつけてみることをオススメします。
今の時代、地震情報はすぐネットで受信できる時代にはなりましたが・・・
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。