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【自然災害メモリアル】第083回:長野県神城断層地震(2014)の日 [防災]地域住民との繋がり
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【自然災害メモリアル】第083回:長野県神城断層地震(2014)の日 [防災]地域住民との繋がり

2018-11-22 21:00
    どうも、
    管理者のNDです。

    11月22日は、
    長野県神城断層地震から4年です。

    この地震は、BSC24でも地震記録があります。初の震度6弱を記録した動画になっています。

    ※しかしながら、当時はメモリ4Gの古いPCが故、かなり固まり気味なTSとなっています。
    予めご了承ください。また、当時の画面配置は今と全然違います。

    この地震で、白馬村や小谷村などを中心に数日間地震が相次ぎました。
    M6.7で直下型として、かなり大きな地震でしたが長野県は元々地震が多いのもあってか、
    防災意識が高い場所でした。防災に関して、近隣住民とのつながりが強い地域だった為に
    多数の家屋崩壊を引き起こしましたが、この地震で死者を出しませんでした。

    今回は、
    「地域住民との繋がり」をテーマにお伝えしていきます。

    防災において、非常に大事なのは地域住民との繋がりになります。
    鳥取県西部地震でも死者が出なかったのは、5年前に阪神淡路大震災があり、
    鳥取県でも想定されている大地震に早くから地域単位で災害に備えたことで、
    人命だけは1人残らず事なきを得ることができています。

    そしてこの長野県神城断層地震も、近隣住民が普段から大地震時には安否確認を取ることを
    習慣づけていたことで、高齢者や介護者なども脅威と不安から救ってあげることが
    できたものだと思われます。
    このように、災害時に一番大事なのはやはり近所づきあい・近隣住民との付き合い方にあります。
    その面では地方に行くほど、繋がりが深い所も多いので災害時に強い町村の体制が
    しっかり整います。災害を恐れている時にやはり一番心強いのは仲間の存在になります。
    被災した時は周囲は全員が被災者ですから、皆さんで寄り添ってまずは心を落ち着かせましょう。
    この環境があるのとないのとだけで、すごくその後の精神的苦痛がかなり変わります。

    自然災害が起きたら、とにかく孤立・一人にならないことがポイントですので、
    普段から周辺の地域住民とせめて挨拶ぐらいは交わせるぐらいにしておきましょう。
    近隣トラブルが発生している場所で、震災が起きると非常に揉めるので危険です。
    人間のプライベートな空間や欲がある以上は、稀に気難しい方もいるので仕方ないことも
    ありますが、近隣住民全員がそんなわけではないと思いますから、可能な場所から
    地域のコミュニケーションを作っていってください。

    ちなみに引っ越しなどをよくする方は聞いたことがあるかもしれませんが、
    地域の治安の善し悪しは、ゴミの収集場所・収集時間が守られているかで見分けが可能です。
    日常的に前日の夜で既にゴミが出されていたり、分別が酷かったり、
    はたまたゴミ袋の規定が守れていなかったり・・・ちらほらぐらいならまだマシですが
    どこもかしくもぐらいに目立っている場合は、災害時は難儀すると思った方がいいかもしれません。
    都会は特に一人暮らしで気難しい人も若い人・年配の人問わずいます。
    そういった人達が避難所に寄りに来た時に対応ができるかどうかも一つの手段になるでしょう。
    自分にはそのようなスキルが流石にないので、アドバイスすることができませんが、
    考えるきっかけになって頂けたのであれば嬉しいです。


    今日の記事は以上です。
    皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

    明日もどうぞお楽しみください。
    尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。


    【おまけ】
    今日で、福島県沖地震のM7.4の地震からも2年になります。
    宮城県で津波注意報が発表された後、1m以上の津波を観測して警報に切り替わったのは
    今でも記憶に新しいと思います。
    それで実はですが、この日を最後に丸2年間津波警報どころか、
    津波注意報もその日から今日までの2年間、出続けませんでした。
    内陸地震が頻発する中で、平和的な地質活動なのはありがたい反面、
    皆さんの防災意識が薄れていないかが少し心配です。
    2年経っているということは、統計的には津波注意報発表クラスの地震なら、
    日本のどこでも、いつ発表されてもおかしくはありません。
    今一度、津波に対しての備えや行動指針を各自確認してみてください。
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