どうも、
管理者のNDです。

12月15日は、
宮城大洪水から189年です。

宮城県内をこの日に襲ったとされ、"雨大洪水"として記録に残っていますが、
それ以上のことが知らされていません。死者が出たかどうかも不明です。
また、この12月15日にハッキリとした記録の残る自然災害はこの宮城を襲った洪水ぐらいで、
日本全体でこの日の災害は少なく、いい意味での特異日なようです。


今回は、
「日常の備えを確認する頻度」をテーマにお伝えしていきます。

当放送ではとりあえず毎日、日々防災の取り組みを定時に機械的な周知をしていますが
毎時毎分地震のことを気にするのは、かえって精神的に参ってしまい、
神経質などと周囲に思われてしまったり、自分の精神状態に悪影響を及ぼしてしまいます。
また、意識が常に高い状態では、何か要素が増えるたびに"更に更に"となってしまい、
自らがパンクに陥ってしまいます。
完全に忘れろというのも良くないですが、最近になって、ただただ不安を連呼したり、
地震の統計資料などを見聞きして切迫している事実を大袈裟に捉えて恐怖を感じる人がいますが、
大事なこととして、まずは何より落ち着きましょう。とりあえず今は地震が起きていません。

ただ闇雲に防災意識を高め続けることは、得策とは言えません。
そこで、"自分の中でこんなことが起きたら、備えが出来ているか確認をする!"というような、
定期的な心掛けの日を決めると良いです。

実際に学校では多いと月に1度程度、企業でも年に1~2回は避難訓練・防災訓練を
実施している所があります。それに見習って自分・家族でもすればよいのです。
また、やることを掃除のように、小規模・大規模を分けてやることも大事です。

まず、毎日やることのおススメとしては、日常の生活にちょっと味付けした防災の仕方です。
例えば日常備蓄関連として、冷蔵庫に何が残っているのかを把握しておいて、
だいぶ足りなくなっていたらローリングストックを実施する、
それを習慣づけておけば日常の生活に少し加えるだけで、今地震が起きた時は
大丈夫な方か、まずい方かを把握できます。携帯の充電なども30%を切ったら充電する!
と、心に決めておくことで意識しなくても災害に強くなっていきます。

週1程度のやることでオススメなものは、地震関連の知識を学ぶことです。
国内の範囲なら、震度3程度の地震がこれぐらいの頻度で起きるので、
少し強い地震があった時に「そういえば、自分は地震の備えができているかな・・・」と
話題にすれば尚良しです。同じ話題をするのも良くないですから、
週替わりで例えば防災食品にこんなものがあるとか、非常時に役立つ衣類とか、
避難所の話など、してみると良い心掛けになり、視野も広く持つことができます。

月1程度でやることのおススメとしては、避難経路の確認など、実際に行動してみることです。
例えば移動中に使う道は危険じゃないかどうか、工事などが始まって道が狭くなっていないかなど、
些細な事から確認できる場所は多くあります。気が向いたら避難経路のルートで
たまには帰ってみるなどすると、より良い災害時のシミュレーションや訓練になると思います。
また、月1で防災グッズを買ってみるのもありかもしれませんね。

そして年に数回やることのおススメとしては、家具の固定が出来ているかどうかの確認をします。
もちろん、できない人なら初めて見るきっかけにしてみる日というのもありだと思います。
多くの場合は衣替えなど、それこそ大掃除の時に防災に関心を持てるとベターです。
また、防災グッズを既に備えている人なら、賞味期限のチェックや放置していることで
来るべき時に使うものがベタベタになっていないかとか、そういうのを確認することも大事です。

今回で紹介したのは、いずれも個人から気軽にできることの一例ですので
皆さん自身で頻度ややり方は考えてもらって大丈夫です。参考にして頂ければ幸いです。

大事なことは、バランスの良い備えの仕方をしようということですから
少し自分を客観的に見て、意識しすぎ・忘れすぎな点があれば今一度定期的な
防災ををしてみると良いですよ。

今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。