どうも、
管理者のNDです。

12月23日は、
安政東海地震から164年です。


記録史上、最後に起きたとされる東海地震がこの地震にあたります。
もちろん南海トラフ巨大地震関連の大地震とみられ、死者は実に2000人以上出たとされています。
当時の干支から"寅の大変"と呼称されていたこともあるようです。
また実際にはこの年は"安政"の年号ではなく、この震災の後に安政に切り替わっています。
グリゴレオ暦だと年内はあと1週間ですが、
当時の日本ではまだ11月だった為、改元に間に合っています。

この地震は静岡県だけでなく、山梨県でも推定で最大震度7を記録しています。
範囲も広く、関東から近畿まで被害が及んでいます。
この地震では、液状化現象の発生とみられる「泥水が地面から湧き出てきた」という報告が
多数上がった他、城下町での火災、家屋や石垣などの倒壊、

今回は、
「統計的な確率にあてはない」をテーマにお伝えしていきます。
以前にもお伝えしましたが
公式の機関が発表した「30年以内に活動する確率」というものを割と強い信じ方をする人が
いますが、その情報はあくまでも目安にしか満たない参考情報です。

過去の地震からその推移で地震が繰り返し発生している事実から
それらの確率を取っていますので、仮に30年以内に80%と言われても、
かなりの確率で起きるしか言えません。逆に30年以内にほぼ0%でも、
未知の断層など、調べられていない要素があれば、大地震が発生することは十分にあります。

日本に住んでいる以上は、1世代に1度は大規模な震災を日本のどこかで起こしますが、
そのような固定概念に固執しないようにしてください。

"来そう"という考え程、人を惑わせる要素はありません。
当放送には、そのような情報の拡散も含めてしないようにしてください。


今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。