どうも、
管理者のNDです。

1月22日は、
岩越線雪崩事故から102年です。


この雪崩は、福島県と新潟県にまたがる岩越線を直撃した雪崩災害です。
雪崩で一部車両が埋没してしまいました。しかし、これで終わりにはならず、
このあと救援に向かった機関車も翌日の23日に堆雪で停車してしまいます。
そこで除雪中、更に雪崩が発生するという二重の災害となりました。
助けに行った方まで被災するというケースで、この災害は雪崩災害の恐ろしさを教えられます。
この一連の雪崩事故で、9人が亡くなりました。

今回は、
「乗車中における命の守り方」をテーマにお伝えしていきます。

電車の中にいる時に窓に突然雪崩が襲ってきたとか、竜巻が見えてきたとか、
そういったものをみたら、一生の終わり間際に見るものになることもありそうです。
スピードが出ている車内で電車ごと巻き込むことができるのは、
電車自身か、自然災害であることが日本ではほとんどです。
もし、不幸にしてそのような事態に巻き込まれたら咄嗟にどうすればいいのか、
少しだけ紹介します。

飛行機では墜落の危険がある時は、実際にマニュアルがあって
前かがみになるよう、災害時マニュアルや搭乗時の説明で聞かされることがあると思います。

車では、もし運転手がアクセルを踏んだままあなたがどうすることもできない状態の時は、
衝突時、自分への衝撃を和らげる為に座席にふくらはぎを乗せるようにし、反対を向くことが
ひとつの対処法として知られています。バスのような座席ではうまくいかない場合もありますが、
タクシーの運転手が非常事態に陥った時に使えるそうです。
気になる人は、この話はまたいつかお伝えします。

そして電車では、どうすればいいのかというと
まず急減速する状況に備えなければなりません。外国の列車にあったものですが、
ほとんどの人が大怪我・死亡している中で、ひとりほぼかすり傷で済んだ、
そんな事故がありました。別に今回の雪崩事故とは無関係ですが、同じような局面にあった時、
知っておくと良いかもしれません。
その一人がとった行動が、車内の床に進行方向に頭をむけ、うつ伏せに這いつくばります。
こうすることで、急減速の衝撃を自身の体に受けさせないようにできるのです。
また、脱線を伴うような状況の時でそのようにうつ伏せに這いつくばるスペースもない
状態の時は、電車の中には絶対とは言えませんが、それなりの安全地帯もあります。
それがドアの横にある、俗に言う"狛犬ポジション"と呼ばれる場所で、
車内の壁にいることで吹っ飛ばされずに済み、また人ごみの真ん中に居るより
自分にかかるダメージが少なくなります。更に、手すりなどがあるので掴む場所があることで
自分自身が最悪、電車ごと横転した時にもなんとか耐えしのぐことができます。

いずれも、そこまで確証のもてないものですが、
実際に生き延びた人の意見として、命を守れる確率を高めるための手段の一つとして
今回は紹介しました。やはり大切なのは、防災上においては自分の命が最優先です。
命を守るために、その瞬間一つ一つで生きる為の選択を謝らないようにしてください。


今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。