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【自然災害メモリアル】第158回:平成18年豪雪(2006)の日 [防災]雪の停電に備えて
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【自然災害メモリアル】第158回:平成18年豪雪(2006)の日 [防災]雪の停電に備えて

2019-02-05 21:00
    どうも、
    管理者のNDです。

    2月5日は、
    平成18年豪雪から13年です。


    死者は一連の豪雪全てを合わせて、152人にのぼり、
    特に新潟県では津南町で歴代1位の記録となる積雪416cmを記録するなど、
    全国的に大停電や落雪事故といったことが相次ぎました。
    その津南町の記録をした日が13年前の今日にあたります。

    ちなみに、この豪雪に名前がつけられたのは三八豪雪以来となります。

    尚、この豪雪は秋の時点では予測されることがなく、しかも暖冬傾向にあると言われた中から、
    12月、突然の強い寒気と共に、大雪や寒波・暴風をもたらすこととなりました。
    12月には西日本の非豪雪地帯でも軒並み積雪を観測し、雪が滅多に積もらないはずの
    宮崎市で歴代4位となる積雪1cm、他、広島県でも17cm、名古屋で23cm、
    そして2月には東京の八丈島というかなり南に位置する離島で3cmの積雪を観測するなど、
    おもに12月と2月に、非豪雪地帯では強い寒波に襲われています。

    平成の約30年間で、冬は全体的に暖かい気候が多く、基本的には暖冬と呼ばれる方が
    多かったのですが、この年は寒冬となりました。もちろん都会の新宿でも積雪しています。


    今回は、
    「雪の停電に備えて」をテーマにお伝えしていきます。

    電線に雪が積もると、豪雪地帯で対策がとられていない場所では電線が重みできれたり、
    ショートしたりして大規模な停電を伴うことが多々あります。
    更にここに風も相まって電線が揺れるとギャロッピング現象というものが発生して、
    より電線が切れやすくなる、慢性的に危険な現象になります。
    この一連の平成18年豪雪でも、新潟県で大停電が引き起こされました。

    冬に大停電が起きれば、暖を取る手段が限られてきてしまいます。特にオール電化で
    蓄電もないなんてことになれば、一大事なことは間違いないです。
    非豪雪地帯で雪が長引くようなことは滅多にありませんが、そういったイレギュラーがあってこそ
    被害は大きくなるものです。そして被害が大きくなったときは自ずと他の家庭でも
    同じように雪害を被ることになります。せめて、夜の寒い時を乗り切るためにも、
    ガスを使った暖の取り方をするか、カイロやアルミブランケットなどといったもので
    せめて体を冷やさないようにしてください。
    体を冷やすと、様々な健康的悪影響を及ぼしてしまいます。
    カセットコンロは特におすすめです。停電になった状態でも鍋を使うことができて、
    部屋の換気には気を配る必要がありますが、それさえ気をつければ家中が温まると同時に、
    鍋の沸騰したお湯で家の湿度を上げることもできます。
    湿度が上がっても体感温度は割と変わります。防寒としても意外に役立ちますので、
    是非、もしも停電になって一夜を過ごさなければならなくなったら、
    ガスだけで一日を過ごせる手段をとりましょう。もちろん、照明器具も真っ暗になるので
    懐中電灯なども一緒に用意するのは必須です。

    最悪、はやく寝て朝早く起きることで、明るい時間帯に出くわすことが多くなります。
    2月になると12月よりは日が長くなるので、東京など東日本では朝は6時ぐらいから
    明るくなり始めます。逆に17時すぎにはあっという間に真っ暗になってしまいますので、
    照明器具の電気消費を防ぐためにも、あえて早く就寝することでまさに"三文の徳"となるのです。

    今日の記事は以上です。
    皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

    明日もどうぞお楽しみください。
    尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
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