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【自然災害メモリアル】第204回:根室半島沖地震(1894)の日 [防災]震災後におけるお金の備え
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【自然災害メモリアル】第204回:根室半島沖地震(1894)の日 [防災]震災後におけるお金の備え

2019-03-22 23:00
    どうも、
    管理者のNDです。

    3月22日は、
    根室半島沖地震(1894)から125年です。

    これも明治の古い地震になりますが、M7.9の地震を観測して
    死者が1人出ました。津波ももちろん観測し厚岸町では2mを観測したのですが、
    このほかも国後島で1.2mを観測したり、岩手県の大船渡でも1.8mと、
    広範囲に1m以上の津波を観測した記録が残っています。
    全体的に被害をもたらすクラスの巨大津波はなかったものの、
    海にいればたちまち危険なクラスの津波は広域に起きていたことが伺えます。


    今回は、「震災後のお金の備え」をテーマにお伝えします。

    ※これより先は、2022年11月25日という、かなり忘れたころに新しく書きました。
     一切更新の通知をしていないにもかかわらず、ブロマガを覚えてくださった方や
     当記事を今でもご覧頂いている皆様、本当にありがとうございます!


    大震災と聞いて思い浮かぶのは、
    第一に地震・津波、第二に余震や二次災害となる火災や救助活動、避難所生活、
    第三に仮設住宅暮らし・復興再建 という感じでイメージが付いている人も多いと思いますが、
    今回は時間軸的に震災後から復興というこの間に焦点を向けて考えてみます。

    震災の時に大きく被災した時に、あなたはどうするでしょうか。
    震災や津波で家を失い、がれきの中から使えそうな家財をかき集めつつ
    避難所生活をしながら・・・ という人もきっといるでしょう。
    但し、日本全体で考えると多くは自宅は何とか無事だった。
    しかし、町が割と被害を受けて失業したり、現場復帰や、自治体復興のために数日間片付け――
    といったことがあります。

    そして何かと震災後に必要になってくるのは、
    現実を突きつけられるであろう、「お金」の問題です。

    多くのお金問題で悩まされるのが、「お金を引き出せない」トラブルです。
    津波で家が流された人には、銀行のお金が引き出せなくなってしまったという事例がかなりあり、
    多くが「通帳や印鑑が流されてしまった」といったケースです。
    ただ、結論を言うとこの2つは最悪なくてもなんとかなります。
    むしろ、最も大事なのは自分を証明できるもの、つまり「身分証明書」になります。
    運転免許証、マイナンバーカード、住民基本台帳カード、パスポート、身体障がい者手帳
    外国籍の人ならば在留カードといった、
    "顔つき写真の身分証明書"が1点あると良いです。

    学生証や社員証、各種保険証、年金手帳では、
    もう一点名前が分かるものが必要になることが多いです。
    その際にはなんらかの領収書に名前が書いてあるものなどでも通ることがあります。

    その時の融通によりますが、他社クレジットカードや他社キャッシュカード、
    店の会員カード・ポイントカードなどでは名前があっても単体では通らないと思った方がいいです。

    印鑑や通帳以上に、最低限持っておきたいのがこれらになります。
    普段から中学生以上の人ならば何らかの形で身分を証明できるものを持っておく癖をつけておくのが
    ベストでしょう。津波到達時間猶予が少ない所では近所にちょっと出かけるだけでも持つように
    しておくのがよいでしょう。身分証明はそれだけ重要なものになります。

    尚、これらの書類を完全に持っていなかった時という最悪の事態に備えて、
    キャッシュカードの番号を覚えておくとか、
    または遠い所にあれば実家などに控えておくといったこともありでしょう。




    今日の記事は以上です。

    明日もどうぞお楽しみください。
    尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
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