• このエントリーをはてなブックマークに追加
【自然災害メモリアル】第221回:大野町明治の大火(1888)の日 [防災]高い所から落ちそうな人を助ける方法
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

【自然災害メモリアル】第221回:大野町明治の大火(1888)の日 [防災]高い所から落ちそうな人を助ける方法

2019-04-08 21:30
    どうも、
    管理者のNDです。

    4月8日は、
    大野町明治の大火(1888)から131年です。

    福井県の大野町という場所で発生した明治時代の大火災です。死者は3人でしたが、
    横町の湯屋から出火した火事は、南東の強風による通称「巽風(タツミカゼ)」と呼ばれる
    地元でこの時期になると良く吹く強風が火の手を押し広げ、本町などを巻き込み
    大惨事となりました。

    この明治の大火は1度目でしたが、その後に更に二度目の大火にも見舞われていて
    火災の恐ろしさを地元民はこれでもかというほど、思い知らされる結末となりました。


    今回は、
    「高い所から落ちそうな人を助ける方法」をテーマにお伝えします。

    地震による倒壊、火災などで行き場を失い最後の手段で
    マンションの高層階から飛び降りるしかなくなった時、または赤ちゃんなどが高所から
    間もなく落ちそうという時に役に立つ方法を今日は簡単にお教えします。

    まず、なんでも構いません。1回の住宅にかけてあるなら布団や毛布などでもいいので
    受け止められるものを用意します。
    その後3~4人集めます。なるべくなら多人数でも良いのですが、
    団結力がその分必要になるのであまり人が多すぎてもよくありません。理想は4人です。

    そして、毛布と仮定してそれぞれ毛布の片隅に両手でしっかりと持ちます。

    これで受け止められます――


    というわけには行きません。
    このまま上から落ちてきた人をキャッチしようとすると物凄い反動で、
    到底毛布を持っている人は手を放したり、反動で前かがみになり地面に落としてしまいます。
    そうなれば若干衝撃を和らげるぐらいで救助できない可能性もあります。

    大事なのは、2人だけしゃがむこと。というのも滑り台のような形を作ってあげることです。
    隣り合う二人のどちらかだけがしゃがみ、毛布を斜めにします。

    そして落ちてくるものをキャッチすることで、落ちてくる力を横に受け流すことができるので
    受け止める人の負担が減らせて、更に落ちてきた人の衝撃も効率よく分散して
    助かる可能性が高くなります。これを覚えておくと、いざという時に助かりますから
    ぽっと豆知識程度に覚えておくと良いでしょう。



    今日の記事は以上です。
    皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

    明日もどうぞお楽しみください。
    尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。