管理者のNDです。
4月7日は、
宮城県沖地震(2011)から8年です。
3.11から1ヶ月近くたって少しずつ落ち着いてきた時、また寝静まる頃に発生した大地震です。
この地震は、プレート境界型ではなくスラブ内地震で、一般的には余震域ですが誘発地震の類に
入ります。回復しかけていたライフラインに再び大きな被害をもたらしたりし、
再び大きな被害をもたらしました。
この地震自体で、死者は4人にのぼっており、規模もM7.2を記録する大地震となりました。
また、スラブ内地震であったことから体感的に震度は場所によって東日本大震災を上回る
恐怖感があったのではないかということも考えられます。宮城県の記録では、
こちらの方が最大震度を観測した地点もありました。
今回は、
「地震を気にしていても仕方がない」をテーマにお伝えします。
最近、地震が少なくなったから不安を感じる人が増えています。
オカルトの界隈では地震が少なくなるとエネルギーを溜めているだとか、
空白域関連と合わさって、事実を悪用した根拠を作ってあたかも高い確率のように
書かれていることがありますが、東日本大震災から地震を欠かさず見ている自分としては、
全く持って地震の来る時間帯というのは読めません。しいて言うなら
「地震は忘れた頃にやってくる」という格言がやはり一番当たるんじゃないかと思います。
人と自然の関係は、仲が悪いのかわかりませんが、結構な面で
備えのほころびたるものをついてくることが多いです。
地震が最近では少なくなってきましたが、それを平常と思えずに
何かの前兆と思う方が最近多いです。ですがこれまでは安全だろうと、
地震が多くなって不安だろうと、大地震は常に一定の確率であることが多いです。
しいて言うなら、震源ぐらいなら過去に大地震が起きた形跡のある場所は
規模に応じて、一定の期間は地震のリスクが続くことになるということぐらいで、
それさえもいつ地震がなくなって落ち着くのかとか、そういうことは分かりません。
かつて大地震が起きた場所の近くでは誘発地震が起きることはあっても、
それ以外の新しい地震の起き方程、人類の予測が困難なことはありません。
地震を気にしてもキリがありませんし、不安になる原因は自分が地震への対策が
十分でないから起きるものになります。いつ来るかを知ろうとする前に、
いつ来てもいいように備えをしてみてはいかがでしょうか?
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
コメント
コメントを書く自分の場合、地震を想定して徒歩でも帰宅できる範囲で就業したり、通勤ではスニーカーの様に歩き易い靴を履く、東京都で出したの黄色いガイドブック参考に緊急時に使えそうなモノを持ち歩いたりしてます。
怖がっていても来る時は来るし、準備をしておけば安心感がありますしね。
3.11で大した被害の無い都内でしたが、通勤面で電車が止まって少し大変だったのでそれ以来備える様になりました。