どうも、
管理者のNDです。

6月22日は、
西蒲原地震(1670)から349年です。

西蒲原地震は、新潟県で発生した地震で、M6.75前後と推定されています。
新発田地震・村上大地震とも言われていて、三条地震クラスのものではないかとも
言われていますが、詳細があまりよくは分かっていません。
確認されている死者は13人との資料が残るのみです。

今回は、
「梅雨に気を付けるべき地震災害」をテーマにお伝えします。

防災上、梅雨の季節も大地震は正直な所厄介です。
基本的に雨が多い日・湿度が高くなる日が多い中で輪をかけて災害が起きてしまうと、
複合災害など、より大きな被害が起きる危険性があります。

地震災害において、もっとも怖いのはむしろこれと言っても良いです。
地震と大雨が重なれば、山の地域など地方を中心に山道の国道・県道などが土砂崩れなどで
孤立を招く恐れがあります。大雨になるほど土砂災害が発生する可能性も高くなりますし、
逆に大雨の後に大地震が来れば、より多くの地域で土砂崩れが起きることにもなります。

もちろん、土砂崩れだけではありません。
都心部の地域でも、雨によって避難所の使用に制限がかかることも多くなります。
ただでさえ建物が倒壊すれば、雨漏りなどの被害が大きくなるのでバケツなどを用意していないと
無事だった家でも、瓦が落ちた程度の被害でもブルーシートを厳重に用意しないといけません。


そして最悪なのは、台風です。強風が吹けば、前述したブルーシートは風で飛ぶので使えません。
ただでさえ地面から時々やってくる余震活動に加えて横からは強風、上からは雨という状態で
その地は、まさに自然災害の集中砲火を浴びることになります。

しかし、確率が低くても最悪の想定というのはそういうことになります。
全てを満たさずとも2つ以上満たしているだけでも十分に危険な災害になります。

梅雨は、湿度も高くなる為、カビなど不衛生な環境も生み出しやすくなりますので注意です。
地方では、他の野生が伝染病を持ってくる可能性も0ではありません。
また、湿度が高いゆえに風邪の心配は少なくても、不快指数は高くなります。
梅雨の中休みなどの晴れた日には、気温が上がって熱中症の危険性も高まりますので、
晴れても雨でも油断ならないのが梅雨から夏で注意すべき地震の災害なのです。

また、農業にとってもこれからという時に大きな被害を受けることによって
夏や秋に収穫する野菜などが高騰します。都心部にだって野菜の高騰は深刻な被害になりますから、
決して他人ごとではないのです。
冬の寒さによる震災の大変さとはまた違うのが夏の震災になります。
備え方も当然ながら変わってきますから、この季節の変わり目は対策の仕方を
間違えることがないようにしてください。


今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

明日もどうぞお楽しみください。
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明日は北海道で発生した、昭和新山隆起噴火(1944)を紹介します。