どうも、
管理者のNDです。

07月20日は、
仙台地震(1835)から184年です。

江戸時代の真っ只中である1835年ですが、この時にも大きな地震が東北の、
しかも仙台を中心に襲っています。
津波も伴う大地震であったのはもちろん、揺れ自体でも被害が大きくあり、
仙台城も損壊する程の大地震となりました。

規模はM7.0程度で、死者多数として記録が残っていますが具体的な数は不明です。
この地震は、3.11と時間帯が比較的近く、14時前後に大地震が起きています。

尚、津波を伴っているのですが、それが被害レベルなのかどうかは、
疑問視されている場合があります。ですが、主な被害として地震動からによるものなのは確かで、
仙台市内では当時震度5相当の揺れは少なくともあったとされています。

今回は、
「災害に弱い地域に住んでいるからこそ意識は高くなれる」をテーマにお伝えします。

昨今では、これだけ防災の関心が高くなっていくと、
震災が起きた場所から避難も兼ねて、上京をする人が増えて来たり、
災害の発生しやすい山村地域はもちろん、津波を恐れて低地から移住する人も増えています。

しかし、現状がそこで暮らしている人が諦めることはありませんし、
無理して引っ越そうと考えることもしなくて大丈夫なのです。

流石に精神的に病むレベルで地震にうなされているのであれば、話は別ですが
基本的に冷静に地震と向き合っているのであれば、防災の意識は他の地域よりも高くすることが
できます。逆に言うと、地震も少ない、ハザードマップでも比較的安心といった地域だと、
段々と防災意識が薄れ、備えのほころびを作ってしまいます。
そこに大地震が来れば、後悔するのは自分です。
「もっと水を日頃から備蓄しておけば、こんな雨の中重い思いをしなくて――」
なんてこともならずに済みます。

大地震を一度経験したことがある地域は、防災意識が非常に高くなります。
この時、被災したことを決して気を落とさないでください。
大変な暮らしにはなると思いますが、一度経験したからこそ二度目への対策と、
同じ思いをさせたくないという気持ちが作れるものです。

まずは例え災害を受けやすい地域にいても、意識を高めることで
地域の弱さをカバーするようにしましょう。
人とのつながりでその町は必ず災害に強くなっていきます。

今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。


明日は熊本県で発生した、嘉永熊本地震(1625)を紹介します。