どうか、どうか、お売りください。
はじめに、眼鏡をかけた中年男性が登場。表情が読めない真顔のアップと、BGMとして微かに聞こえてくる『蛍の光』の音楽が、どことなく哀愁を漂わせています。
その状況に、視聴者が「なんだろう…?」と思いかけたその時。
いきなり表情が変わり、「ブックオフなのに、本ね~じゃん!」と、過去に同社のCMで話題となった寺田心くんのマネをはじめました。そして、視聴者にちょっとした衝撃を与えた後、再び真顔に戻り…
「…と、CMで言っていたら」「本当に、本が足りなくなりそうです。」「どうか、どうか」「本をお売りください」…と、スタッフ有志と共に今のブックオフの事情を説明。たしかに、彼らの背後に見える本棚は、本が少ししか並べられておらず、スカスカの状態です。
そして、カメラが少しずつ引いていくのに合わせ、規則正しく並んでいるスタッフたちが、次々とセリフを読み上げていきます。「引っ越しのときに選別した本」「別れたあの子が置いてった本」「親に読めと言われて読む気が失せた本」「かっこつけるためだけに買った本」…
特に、文庫本が足りません!
本を売るのにおすすめの事例を次々挙げていくスタッフたち。「本」の部分は全員で声を揃え、まるで卒業式の呼びかけのように、リズムよく進んでいきます。
そして、「貸してるのすら忘れてたけど、最近返ってきた本」「好きな人が読んでるって小耳にはさんだから、話題作りのために買ったけど、結局読まなかった本」…次第にスタッフの方々が読み上げるエピソードが長くなってきたところで、お馴染みのブックオフの音楽とロゴマークが流れました。
さらに、今回の「買取ジャンボ ブッくじキャンペーン」のことも、煌びやかに宣伝。ここで動画は終わりかと思いきや…
その後もスタッフたちは、売るのに最適な本の事例を挙げ続けていきます。そしてついに、順番がまわってきたスタッフが「新しい趣味をはじめようと思って買ったけど、買って満足…」と言っている最中に、映像が途切れてしまいました。この終わり方も、クスっと笑えるこの動画ならではですよね。
有名人や特別な動画編集などに頼らず、ちょっとした工夫の積み重ねによって、ユニークな作品に仕上げたこの事例。撮影の際は、総勢30人のスタッフ有志が集まり、早朝から開店時間ギリギリまで、何テイクも重ねて撮影したそうです。挙げられていく事例の数々も、どこか思い当たるようなエピソードばかりで、親近感が持てるWEB告知動画でした。
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コメント
コメントを書くじゃあそれなりの値段提示せーや
10円で引き取って500円で売ってんじゃねーよ
メルカリをはじめとして、ネットでそれなりの価格で売れる状況ができてるっていうのに、わざわざ店舗まで言ってクソ安い価格で売ろうとは思わない。買取価格を上げればそれなりに売りに来る人いるんじゃない?
激レアさんに出てた人に、本買われちゃったのかな
300冊以上売ったのに買取価格¥40だった
コンビニの廉価本が多かったとはいえあんまりじゃない?
まず何故売ってくれなくなったのかを考えましょう