「中毒者にとって、禁断症状よりも優先するべきことなんてこの世に存在しません。違法ドラッグには絶対手を出してはいけません」という残酷なフレーズが書かれたバージョンでは、父親と息子が撮影したとみられるフォトフレームの上にコカインを連想させる粉末が置かれています。
同様に「中毒者にとって、禁断症状よりも優先するべきことなんてこの世に存在しません。アルコールには絶対手を出してはいけません」と書かれたバージョンでは、机の上にある親子のツーショットの一部をジョッキが隠してしまう演出が施されています。大切な家族との思い出も、一度ドラッグやアルコールに依存してしまうとその大切さが薄れるという恐ろしい事実を包み隠さず表現しています。
Afrafep Saúdeが拠点を構えるブラジルでは、ドラッグとアルコール依存撲滅デーが存在しており、多くの人が依存してしまう薬物の危険性をストレートかつショッキングなビジュアルで訴えることでその実態を浮き彫りにしました。