世界中でPlayStationを展開するソニー・インタラクティブエンタテインメントは、さまざまなゲームを定額でプレイできるサブスクリプションサービスPlayStation Plusのリニューアルを告知するCMで、“Why be one thing, when you can be anything?(あなたは何にでもなれるのに、なぜ1つの存在で居続けようとするのか?)”というキャッチコピーを軸に、ゲームの世界を通じていくつものキャラクターの人生を経験した主人公の不可思議な日常を描きました。

穏やかな表情を浮かべながら街中を散策する主人公は、カフェで店員に丁寧にお礼を言い、遊び回る子どもたちに優しく語りかけ、肉屋でステーキ肉を1枚買って帰路に着く――善良な市民そのもので、周囲の人々から愛されている存在なことが伺えます。

ところが、主人公が帰宅してから少しずつ様子が変わり、クローゼットの中には中世の鎧を思わせるようなヘルメットや宇宙飛行士のような服がかけられていたり、水槽に餌を撒いたかと思うと見たこともないような姿をした魚が飛び出してきたり、現実世界のものとは思えないような代物がたくさん隠されていたことが判明します。

「あなたは本当の自分の姿を知っていますか? 日々みんなに見せている姿ではなく、本当の自分の姿を。わたしは知らなかった。自らの限界を超え、1,000もの人生を生き、足を踏み入れてはいけないところに足を踏み入れてしまうまで、やらければよかったこと、もう2度やりはしないことを経験するまで、人は本当の自分の姿を知らない」というナレーションとともに、ステーキ肉を片手に広大な地下空間へと降りていく主人公の様子が映し出されます。

地下空間にはDeath Strandingに登場するキャラクターや、The Last of Usの重要組織Firefliesのドッグタグ、Ghost of Tsushimaの主人公が作中身につけている仮面など、PlayStationで遊べるさまざまなゲームを象徴するモチーフが映り、主人公の正体が何なのか、一気に謎が深まります。

「だから、あなたはきっとまだ本当の自分を知らない。これから無限の可能性を冒険しながら、真の自分を見つけていくのだろう」というナレーションに合わせて、地下空間の奥にある扉の下にステーキ肉を置く主人公。すると中から突然ゾンビのような腕が伸びてきて、今まで善良だと思っていた主人公が明らかにこの世の物とは思えない“ペット”を飼っていたことが明かされます。

キャッチコピーが映されると同時に幕を下ろす動画は、数多くのタイトルラインナップを誇るPlayStation Plusの魅力をあらゆる人生を歩む素晴らしさというメッセージを通じて、あえてダークな世界観で表現しました。

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