テーブルを囲み、各々がギネスビールを持った男女5人組を映すシーンから始まると、次第に暗雲が空を覆っていき、メンバーが残念な表情を浮かべながらテーブルごと移動するのですが、またもや同じように曇り空が迫ります。
その後も移動を続ける一行ですが、行く先々でビルの影や雲、パラソルに邪魔をされてしまい、いつまで経ってもビールを飲むことができません。
最終的に開けた海沿いの崖に移動し、ようやく手に入れた快晴のなか待ちわびた表情でビールを飲むところで動画は幕を下ろします。青空のもとで仲間とビールを飲む、ただそれだけのシンプルな内容ですが、構成と映像技術の高さが説得力を漂わせています。
ラストカットで紹介される“Lovely day for a Guinness(完璧なギネス日和)”というキャッチコピーからは、アイルランド特有のインサイトに着目し、視聴者からの共感を得たいというブランドの想いが伺えます。