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マウスウォッシュブランドのリステリンが、ブラジルでオンラインゲーム「Breathcalypse(世界の「臭」焉)」を公開し、すべてのプレイヤーが初期設定で“口が臭い”というバッドステータスの状態でスタートさせることで、口臭予防の大切さをアピールしました。
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ゲームの概要を説明した動画は「ある日突然、人類がみなひどい口臭がする状態で目を覚ましたらどうなるだろう? そんな世界にはソーシャルディスタンスや気まずい友情といった生ぬるいものではなく、完全なカオスに包まれていることでしょう」というメッセージで幕を上げます。
ゲーム内容は、ユーザーがCOMPLEXOと呼ばれるバーチャル空間の中でキャラクターを作り、自由に生活できるというものですが、全キャラが開始時に緑色の息を撒き散らしており、プレイヤーには何の説明もありません。息を放っておくと視界がぼやけたり、キャラクターの制御が効かなくなり、いずれは事故や事件へと発展してしまうことも。そんな混沌を回避するために、プレイヤーは街中にある自動販売機からリステリンを購入し、口臭を取り除く必要があります。
ゲーム内の限定コンテンツとして、メインとなる第2の生活に加えてブラジルで人気のコメディアンFábio Porchatの特別ライブを観ることができ、多くのユーザーがバーチャル空間でしかあじわえない体験を求めてリステリンが作り出した世界の中へと飛び込んで行きました。商品の効果効能をエンタメそのものに昇華させることでブラジルの人々に向けてその存在感をアピールした事例です。
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