アメリカのデリバリーピザブランドCasey’sは、素材選びから店舗でのピザ作りまで幅広い工程に職人レベルのこだわりを発揮していることを、自作したピザとの別れを惜しむ従業員を通じて表現したCMを公開しました。

 

小麦粉をていねいにこねて、美しいピザ生地を作り上げるCasey’sの従業員が登場すると、その表情は熱意と愛情に満ちあふれており、ただならぬ思いでピザ作りに打ち込んでいることが伺えます。ゆっくりとトマトソースを塗り、チーズをふりかけ、仕上げとしてペパロニをのせる表情は真剣そのもの。

仕上がった生地を釜に入れるタイミングになると、急に感情がこみ上げたのか涙を浮かべる従業員は、どうやらピザ作りに熱意が入りすぎたあまり、一度焼いてしまうとお客さんに届けないといけない……すなわちピザと離れ離れになることがショックのようで、BGMにはシカゴの別れを描いた名曲「If You Leave Me Now」が流れています。

“WHEN YOU CARE THIS MUCH, IT’S TOUGH TO LET GO. BUT THIS MAKES IT ALL WORTH IT(ここまで愛情を注ぐと離れ離れになってしまうことが耐えられなくなってしまう。それでも、すべてはこの笑顔のために”というキャッチコピーで幕を下ろす動画は、Casey’sがピザ作りに向ける情熱とこだわりを描きつつ、すべてはオーダーしてくれた人のために行っているという真摯な姿勢をアピールしました。

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