そして同社は、未来のバレンタインのカタチを表現した「B級バレンタイン未来博」を2月3日から2日間、PickUpランキン 渋谷ちかみちにて開催。また、「未来博」を体験できる特設サイトも公開し、限定プレゼントが当たるキャンペーンもTwitter上で実施し賑わいをみせています。
バレンタインの「解放」に至った経緯、そして「B級バレンタイン未来博」とはどのようなものなのか、謎だらけのなか、有楽製菓の担当者にお話を伺いました。
バレンタインを応援する「義理チョコ文化」を牽引してきたブラックサンダー。そこから一転、バレンタインをあらゆる人に「解放」する決断に至った経緯をおしえてください。
改めて言うことでもないかもしれませんが、バレンタインは人と人とのコミュニケーションが主体のイベントです。例えば恋人に渡す本命チョコ、日頃の感謝を伝える友チョコや義理チョコ、家族チョコ。そこにはウキウキやドキドキ、わくわくが存在するイベントだと考えております。しかしバレンタインに対する捉え方の変化から、少しずつネガティブなイメージが定着してしまい、心から楽しめない雰囲気が少なからずあると感じております。バレンタインは人それぞれの楽しみ方があってよいイベントで、チョコレートを使って楽しんでも、チョコレート無しで楽しんでもよい、その観点からバレンタインに対する様々な固定観念からの解放を目指しました。
「B級バレンタイン未来博」とはどういうものかご紹介ください。
物価高や不安定な社会情勢が続き、未来への不安が大きい今。みなさまの味方・ブラックサンダーとして何かできないか。その答えが、「B級バレンタイン未来博2023」です。ここに訪れることで、みなさまの未来に対する気持ちが少しでも明るく、笑顔あふれるものになることを心から願い企画を検討いたしました。B級バレンタインの“B級”とは、安くておいしいのB級に加えて、ブラックサンダー(Black Thunder)による、バカバカしくも、誰もが気軽に楽しめるバレンタインを表現した企画となっております。
「B級バレンタイン未来博」では、「渡すものの未来」として、カカオの代わりにカニの「クラッブサンダー」を提案するなどユニークな6コンテンツが並んでいますが、それらはどうやって決めましたか?
そもそもなぜカニになったとのかというとブラックサンダーのブラックを逆読みすると、クッラブ、ク・ラブ、クラブ、カニ。そう、カニとなったわけです。そんな未来を検討し、未来のバレンタインを有楽製菓が勝手に妄想・表現した結果、この6つのコンテンツが完成しました。個性の多様化、リアルでのコミュニケーションの希薄化などを含め、さらにB級に込められたバカバカしさから誰もが手軽に楽しめ、皆さんのコミュニケーションが生まれることを意識してコンテンツ開発を行いました。
今年の企画で残念ながら商品化とまではいかなかったけれど、面白かったものがあれば教えてください。
クラッブサンダーは実際に販売しようという思惑はありました。クラッブサンダーはカニ菓子という設定だったため、甲殻類アレルギーなどを考えると実際に作ることはできず、案で止まりました。今回はチョコレートを使わなくてもバレンタインを楽しんでほしいということをメッセージの中に組み込んでいたため、あまり商品化という点では検討しておりませんでした。それもバレンタインの開放に込められた一つの思いです。
2月3日・4日に「渋谷ちかみち」とオンラインで行われた「B級バレンタイン未来博2023」での反響、また商品自体への世間からの反応はいかがでしたか?
渋谷で行ったオフラインイベントは2日間で約5000名のお客さまに来場いただき、様々なコンテンツに触れていただくことができました。また誰でも無料で楽しめるガチャガチャは、多くの方で盛り上がり、人と人のつながりをその場で体現することができました。
オンラインの特設サイトに関しては、Twitter上で「ブラックサンダーがまたおかしなイベントをしている。」、「なぜカニ付きブラックサンダー!?」という意見があがるなど様々な突っ込みを頂いている状況です。まだバレンタイン当日まで時間はあるので、より多くの方に触れていただき、楽しんでいただけるよう努力をしていきたいと思います。
おもろすぎる企画。
ブラックサンダー付きカニ レベルの#カニ付きブラックサンダーhttps://t.co/UeBSvllHg2— 確信犯。 (@hrxx827) February 1, 2023
毎回、バレンタインの話題作りに成功しているブラックサンダーですが、今後もまた新たな企画をおこなう予定はあるのでしょうか。
明確に何をするかは現段階では決まっておりませんが、お客様に寄り添いバレンタインを楽しんでいただくきっかけをお届けできるように今後企画作りを考えていきたいと思います。
最後に一言ありましたら、お願いいたします。
バレンタインというと特定の人のイベントだという固定観点を捨てて、誰でも気軽に楽しめるイベントとして多くの方に楽しんでいただけたらと思います。そのきっかけの一つに今回の「B級バレンタイン未来博」を楽しんで頂き、コミュニケーションの楽しさを体感し、多くの方が楽しめるイベントとしてバレンタインを解放できればと思います。みなさまも一緒にバレンタインを楽しみましょう!
過去の記事
「ブラックサンダー」が脱義理チョコ!? 2021年の企画「それもありでしょ?バレンタイン」の裏側
コメント
コメントを書く義理チョコ文化はブラックサンダーが作ったわけじゃないよ。「ハイスクール奇面組」ですでに義理チョコネタはあったぞ
別に作ってねーだろ、カス
デマはダメだろう
あのクソ文化作ったのてめぇかよ、と思ったらガセかよ。このタイトル作った人間頭腐ってます?