SNSの発達や新型コロナウイルス感染症(COVID‑19)の流行など、さまざまな要因によって人と人との繋がりが強まると同時に孤独感も混在する世の中において、メンタルヘルスケアの重要性が国や地域を問わず高まっています。デンマークのNGO・P3は、同国における若者の多くが燃え尽き症候群に苦しんでいることを視覚的に表現した施策を公開し、人々がメンタルヘルスの不調に苦しむことなく健やかな日々を送れるよう、社会全体で協力し合うべきだというメッセージを打ち出しました。
燃え尽き症候群とは、日本の厚生労働省によると“1つのことに没頭していた人が、あたかも燃え尽きたかのように意欲をなくし、社会的に適応できなくなってしまう状態”と定義されているメンタルヘルスの不調に伴う症状です。デンマークでは若者の44%がこの症状によって苦しめられているという事実を受け、P3は実寸サイズの人型ろうそくを制作し国内の主要都市に設置しました。
未来を担う世代が燃え尽きてしまう前に、社会全体としてこの課題の解決に取り組むべきであるというメッセージをインパクト抜群に打ち出すことで、メンタルヘルスを取り巻く状況とその深刻さを1人でも多くの人に知ってほしいと訴えました。
その他のCSR事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=28
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/
コメント
コメントを書くデンマーク人は何に没頭していたのだ
センス良いな
既得権益な仕事で安泰な人がうらやま