道を歩いていて、ふとそんな文字が目に飛び込んできたら、思わず自分だったらどっちかな? などと考えてしまう人も多いはず。そんな人間心理を突いて、楽しみながらポイ捨てを減らそうという投票型喫煙所が全国展開を開始しました。
昨年、渋谷センター街へ設置された期間にはポイ捨て数が90%減少し、街の美化に大きく貢献しました。その実績もさることながら、SNSや各種メディアでユニークな発想の灰皿が話題になり、たばこの吸い殻のポイ捨て問題を抱える多くの自治体や事業者からの設置の問い合わせが多数寄せられたのだとか。そして今回『ASK THE TOBACCO』の名称へとリニューアルし、全国展開することになったのです。
行動経済学(ナッジ)に基づいた、誰しもが悩む究極の2択の設問を記載し、吸い殻を自身が選んで捨てることができるところが、この投票型喫煙所の灰皿の最大の特徴です。「捨てる」というネガティブな行為を「楽しい」と感じさせるポジティブな行為へ転換することに成功。その逆転の発想が多くの人を惹きつけたのでしょう。
また、投票された吸い殻量が一目瞭然のデザインで、喫煙しない人にとっても見るだけでも楽しめますし、見た目のスタイリッシュさだけでなく、吸い殻の清掃対応がしやすいように受け皿の用意や背面からの取り出しが可能などの、きめ細やかな配慮がなされています。
さらに設問は自由に作成することが可能ですから、全国展開される際にはご当地ならではの設問として、史跡名所クイズであったり、特産品クイズであったり、よりユニークなSNSの話題になるような設問の登場も期待できます。
設問のアイデア次第で、再び話題沸騰の可能性に満ちたマーケティング施策がここにありました。
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逆に喫煙所で90%もポイ捨てされている事になるのだが。真面目にモラル守って喫煙している人が可哀想すぎる。絶対タバコ自体禁止にすればポイ捨てなくなるという意見になるのだから。
ポイ捨てやめろ~って何十年も言われてるのにここまで介護してもらわないとポイ捨てをやめられないのってもしかして何かの病気なんじゃないか?