2026年度のフレキシブルオフィス市場は、2,300億円となる見込みというレポートが発表されました(※1)。フレキシブルオフィスとは短期間契約や、複数社・複数人が共有するかたちで提供されるオフィススペースで、コワーキング、レンタル、シェアオフィスなどの総称ですが、コロナ禍を契機にその数を急速に伸ばしています。今後もより柔軟なオフィス利用に対するニーズの高まり、リモートワークの場としてのフレキシブルオフィス利用ニーズの拡大、サービス事業者の拠点数増加により、市場は拡大していくと予想されます。

そうした市場規模の成長のなか、ANAのマイルが貯まるワークスペースサービス「ANA WORK POINT」と野村不動産が展開するサテライト型シェアオフィス「H¹T BOX」が提携を開始しました。

ANA WORK POINTは、ANAファシリティーズが提供するANAのマイルが貯まるワークスペースサービスです。AMC会員であれば専用のWEBサイトから提携先のワークスペースを予約、使用することができます。 働く環境の多様化が進むなか、多様な価値観に応えるべく、さまざまなワークスペースを自由に選択して利用できるサービスとして、対象拠点の拡大を進めています。今回提携することになった「H¹T BOX」は、出張などの移動時間の空き時間を有効活用できるBOX 型ワークスペースで、東武沿線の駅ナカを中心に12 ヶ所、羽田空港第1ターミナル2 階出発ロビーに2 ヶ所、羽田空港第2ターミナル2階出発ゲートエリア内に2ヶ所、羽田空港第3ターミナル出発ロビーに1ヶ所設置されています。(2023 年5月8日時点)

移動手段である航空サービス会社と移動時間の合間を有効活用できるワーキングスペースのコラボレーション。移動だけでなく、働いた時間についてもマイルが貯められるというのはサービス選択の大きな動機づけになりそうです。

・※1関連リリース:フレキシブルオフィス市場2026年に2,300億円規模に(日本能率協会総合研究所レポート)

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