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運転中における速度超過は、時として命に関わる重大な事故を起こしてしまう上に、実は無駄な燃料消費の原因でもあります。スウェーデンでは速度超過を撲滅できれば毎年約29億クローナ(2023年6月時点で約389億円)相当の燃料費の削減につながるというデータもあり、意識を少し変えるだけでかなり高い効果が期待できると言われています。そんな事実を受け、北欧の燃料会社St1は人々の運転中の速度意識を高めるための音楽プラットフォームを公開しました。
“Sound Driving(音で運転)”というストレートなタイトルが付けられた施策は、スマートフォンのGPS機能と連動させることで運転中の速度を割り出し、運転速度に合わせて音楽のテンポが変わる仕様です。速く運転していると流れている音楽のテンポも速くなり、速度計を見なくてもスピードを出しすぎだとわかるような設計になっています。施策の公開にあたってSt1のEnvironment, Health and Safetyの責任者を務めるLars-Ove Andersson氏は「小さなリマインドをするだけで人々の運転に対する意識は変わると信じています。この施策を通じて環境にもお財布にも優しい生活が実現できるよう願っています」とコメント。懐事情だけでなく、SDGsな効果も見込める啓蒙施策でした。
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