近年ルーマニアでは皮膚疾患の知識と関心レベルの低さが社会問題になりつつあります。表立って見て取れる症状が限られている皮膚疾患は放っておくと皮膚がんへと進行するなど命に関わることもあり、そんな課題を解決するために同国のSkin Health Foundationは「一目見ればわかる」というコンセプトの元、高齢者における皮膚疾患の予兆を啓蒙するCMとOOHを公開しました。

企画のコンセプトを忠実に体現したOOHでは「一目見るだけで命を救おう」というキャッチコピーと、爆弾や時計などタイムリミットを彷彿とさせる模様が顔に浮かび上がっている様子を描いています。「愛する人の皮膚が発するサインを見逃してはいけない。早期発見は命を救うことがあります」と発信すると共に、本人のみならず周囲の意識レベルを向上させる言葉をふんだんに使うことで皮膚疾患への興味関心を訴求しました。

CMでは親子が顔を合わせながら対話する様子が描かれており、日頃長い時間を過ごす家族ならではの目線で深刻な“サイン”をキャッチしてほしいと訴えています。

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