まるで転職サイトの広告！？転職ではなく“天職”を西都市が応援！

宮崎県西都市は、移住サポート「西都はじめるPROJECT」を2020年より推進しています。プロジェクトの一環として「転職よりも移住で天職」をテーマに、転職サイト広告のオマージュ広告を、東京駅・新橋駅・福岡天神駅の構内に10月2日(月)より掲出しています。

「西都はじめるPROJECT」では、西都市への移住支援として起業・就農・リモートワーク・子育てなどのサポートを実施。2020年に54人だった施策による移住者が、プロジェクトにより2022年には107人に増加し、西都市の人口は13年ぶりに転入超過になりました。

今年は若年層の認知向上や移住増加を目指し、「転職」を選ぶ若年層の社会人に着目。転職のように、既存の求人枠から選ぶのではなく、移住であれば新しい「天職」をつくれるというコンセプトに決定したそうです。天職は一生続ける仕事ではなく、「いまの自分がやりたい、はじめたいこと」と捉え、西都市で見つけてほしいという想いから「天職ならSAITO」の広告を制作しました。

広告は、転職サイトの広告をオマージュしたようなデザインで「移住で天職を見つけてみませんか？」と発信しています。広告内では、宇宙ステーション技術者を離れテントサウナ運営をはじめた人、ITスタートアップ社長から世界をめざす昆虫ベンチャー社長になった人など、実際に西都市へ移住して天職を見つけた5名を紹介しています。

転職と移住、どちらも初めの一歩を踏み出すのに勇気が必要な「行為」ですが、その「結果」としての天職を主軸にした着眼点が面白い事例です。広告のビジュアルも転職サイトの広告をオマージュすることで、西都市の「天職ならSAITO」のメッセージを軽やかかつ抜群のインパクトで伝えています。

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