この広告ではLA在住の「木之村美穂(STUDIO DOG代表)」をクリエイティブディレクターに迎え、またデジタルクリエイターには同じくLAで活動する世界トップクラスのAI・デジタルクリエイター「Ai-Editorial – Christian Guernelli」を日本企業で初めて起用。最先端の画像生成AIを駆使したファッション広告として、実際のモデル撮影は行わず、人物から背景に至るまでプロンプト(画像を生成するための言葉)から構成され、グラフィック・ムービーのほか、ナレーション・音楽も全て生成AIにて作られています。
グラフィックでは、まるで実際に撮影したかのようなリアリティと、「全て生成AIで制作された」と分かった時の驚き、そしてアート性・ファッション性を追求。結果、シャンパンピンクとグリーンの幻想的な世界の中に実在しないAIモデルが佇む仕上がりとなりました。
また、グラフィックと連動したムービーは、いくつかの生成AI技術をミックスしており、女性ナレーションではパルコ社員の声を含む、複数の女性から声のサンプリングをし、AI技術を使ってナレーションを制作。ナレーションや音楽に至るまで全てが生成AIで作成されています。
全国のPARCO(※一部店舗を除く)では、これらの世界観と連動し、同じく画像生成AIで制作されたクリスマスモチーフが展開され、ディスプレイ等で使用されるということです。
これまでも新たな才能を見出し起用してきたパルコ。今回のような前例のない新しい技術をいち早く取り入れることも、企業としての存在価値(パーパス)であると捉えたチャレンジング試みとなっています。