約10人に1人がかかると言われている乳がんは、生物学的な性別を問わず世界中で多くの人々を苦しめています。知らず知らずのうちに進行してしまう特徴があり、定期的に乳がん検診を受けることでその発見率を上げることは可能なものの、日本国内においてはその受診率は50%前後に留まっているデータもあります。そんな状況を危惧し、セルフ検診によって乳がんの早期発見ができるという啓蒙動画が南米のトヨタから公開されました。

自動車メーカーと乳がん、一見すると距離がありそうな2つの概念を結びつけたのは“ドリフト走行のテストドライブ”という意外なものでした。トヨタが着目したのは、自動車のドリフト機能を確認するために行うテストドライブの走行コースが乳がんのセルフ検診と似ているということ。それを表現した動画では、ヤリスに乗車したプロドライバーが乳がんのセルフ検診を行う際の動きと全く同じコースで走る様子を紹介しています。

“Driftits(乳房ドリフト)”という直球なタイトルが付けられた動画を通じて、世界中の人々を苦しめる乳がんの簡単な触診方法を視覚的に表現した教育的な側面を含む事例でした。

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