自動車メーカーと乳がん、一見すると距離がありそうな2つの概念を結びつけたのは“ドリフト走行のテストドライブ”という意外なものでした。トヨタが着目したのは、自動車のドリフト機能を確認するために行うテストドライブの走行コースが乳がんのセルフ検診と似ているということ。それを表現した動画では、ヤリスに乗車したプロドライバーが乳がんのセルフ検診を行う際の動きと全く同じコースで走る様子を紹介しています。
“Driftits(乳房ドリフト)”という直球なタイトルが付けられた動画を通じて、世界中の人々を苦しめる乳がんの簡単な触診方法を視覚的に表現した教育的な側面を含む事例でした。