閉じる
閉じる
×
多くのブランドにとってかき入れどきであるクリスマスシーズン。各社がさまざまな販促キャンペーンを行う中で、一部のブランドはあえて長尺のブランディング動画を通じて自社の独自性や“クリスマスに対して抱いている想い”を表現しています。オーストラリアの大手ショッピングモールWestfieldもそんなブランドの一つで、クリスマスならではの表現に満ちあふれた心あたたまる動画を公開することで購買意欲を刺激するのではなく、クリスマスそのものの素晴らしさを描きました。
その他のブランディング事例についてはこちら
動画「The Magic of Believing(信じることの素晴らしさ)」の主役は86歳のアーサーで、年老いた今もなおサンタクロースのことを信じているかのように手紙を書く印象的なシーンで物語ははじまります。尊い想いが込められた手紙をアーサーから受け取った孫はその後一緒にWestfieldの店舗へと出向き、モールの中にいたサンタクロースからアーサー用のプレゼントを本人に気づかれないよう手に入れます。
自宅に帰ってからリビングで寝ているアーサーに勘付かれないようこっそりとクリスマスツリーの下に彼のためのプレゼントを置く孫ですが……なんとそこには既にアーサー用にラッピングされたプレゼントが置かれていました。どういうことなのかと孫が困惑していると、突然窓の外を明るい光が横切り、“まさか本物のサンタクロースが来たのでは”という表情を浮かべながら急いで外の様子を確認しに駆け出す孫。実はこの物語は“大切な祖父へのサプライズを仕掛ける孫”がテーマなのかと思いきや“大切な孫にサンタクロースの存在を信じてほしいと願う祖父”がテーマだったことが判明します。
愛する家族に信じることの大切さを伝えたい……そんな願いを長尺動画を通じて描くことでさまざまな広告が飛び交うクリスマスシーズンにおいてもWestfieldならではの立ち位置を築くことに成功しています。
その他のブランディング事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=27
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/
RSSブログ情報:https://predge.jp/282473/