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世界中で40,000以上もの店舗を構えるマクドナルドは、そのスケールメリットを活かすことで各地でさまざまな団体と手を組み、ファストフードビジネス以外の活動を積極的にサポートしているブランドとしても知られています。そんなマクドナルドは、ドイツの広告代理店Jung von Matt SPORTSとのパートナーシップを通じて、パラスポーツの認知向上を図った大規模なキャンペーンを公開しました。
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“We the (In)visible(わたしたち、見えざる者)”というタイトルの告知動画では、無人のスタジアムやフィールドの中で透明人間がスポーツに打ち込んでいるかのようなシーンが次々と紹介されます。観客もなく、選手の姿もなく、ただ無機質な音だけが響くコート……実はこの動画、ドイツでは1000万人以上が何かしらの障害を抱えているにもかかわらず、多くのパラスポーツ会場は有観客試合でもほとんど無観客で行われている矛盾を浮き彫りにしているのです。
多くのドイツ国民だけでなく多くのスポーツファンからも関心を寄せられていないパラスポーツの現状を浮き彫りにし、マクドナルドの訴求力を持ってして1人でも多くの人の目に触れてもらいたいという願いが込められた、エモーショナルでありながらどこか力強さを感じる事例でした。
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