米マサチューセッツ州に拠点を構えるNPO・Cycle Kidsは、“自転車に乗るという行為は子どもたちの健全な成長のために欠かせない行為である”という思想の下、すべての子どもに自転車を配るために活動している団体です。そんなCycle Kidsは自転車の販売だけでなく、さまざまな企業に寄付を募ることで一つでも多くの家庭に自転車が行き届くような仕組み作りをしています。その活動の一環として公開されたOOHでは、自転車に乗ることがいかに人格形成に重要であるかを描くことで一般企業の賛同を呼びかけました。

「自転車に乗る喜びを子どもたちに寄付しよう」という共通のメッセージが書かれた3種類のビジュアルは、自転車の部品に「金銭的な理由で風が髪をなびかせる気持ちよさを知ることができない子どもたちがいます」や「子どもならではの問題を“乗り過ごす”ための自転車を与えましょう」という自転車ならではのメッセージを訴求しています。

地域限定の小規模なキャンペーンながらも社会的に意義のあるOOHとして評価されたこの施策は、世界3大広告賞の一つでもあるCLIO AwardsのHealth部門においてシルバーを獲得し、Cycle KidsのInstagramアカウントのフォロワーを4.24倍にまで増やすことに成功しました。また、30以上もの企業から寄付の賛同も得られ、目的達成に大きく貢献しました。

その他のCSR事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=28
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

RSS情報:https://predge.jp/286052/