日産は、集合住宅にEVの充電設備がないことがEV購入の障壁であるという調査結果を踏まえて、2023年1月、積水ハウスとともに、住環境とEVのより良い関係性を目指した「+e PROJECT(プラスイープロジェクト)」を発足させました。近年、積水ハウスの「シャーメゾンZEH」など、集合住宅でもEVの導入を可能とするための住環境の取り組みやサービスが多く発足している中で、今年度は既存の集合住宅に焦点をあて、コンテンツを制作。

“EV充電設備と集合住宅の未来価値”をテーマにしたSFコメディWEBドラマ「未来にまかせる君」 を2024年1月22日(月)より公開しています。

EVとガソリン車の大きな違いは充電の有無。EVはガソリンスタンドで給油をするように外でも充電できますが、やはり自宅での充電が便利です。しかし、2023年12月7日(木)に発表した調査(※1)では、集合住宅でのEV充電設備のニーズが高まっている一方、その設置方法などへの認知不足が課題であることがわかりました。

東京都では、2025年4月から新築マンションなどへのEV充電設備の設置が都条例により義務化され、新築の集合住宅へのEV充電器設置が広がりを見せています。+eプロジェクトとして、既存の集合住宅への設置も促すことが、さらに集合住宅でもEV選択の機会を増やすことにつながります。

例えば、今や風呂は住宅の基本設備となり、設備のない物件を「風呂なし物件」と呼ぶことがあります。これと同じようにEV充電器設備もあたりまえに広がり、「EV充電器なし物件」と呼ぶ未来がやってくるかもしれません。今後EV充電設備は住環境に欠かせないインフラ設備となっていくとともに、同設備がないことが不動産の将来の価値に直結していく可能性も考えられます。今回のWEBドラマではそんな未来を見据えて、EV充電設備を設置するかしないかで、どうなってしまうのかをコミカルに描いた映像に仕上がっています。

ドラマ内では、常に人まかせの人生を送っている主人公の「常人 壬(通称:まかせる君)」の前に、EV充電設備を設置しなかった未来の壬たちが続々と登場。現在と未来が入りまじるストーリー展開が繰り広げられ、パラレルワールドから来た壬も登場し、物語は予測不能な結末に向かっていきます。

また、第二弾として「未来にまかせる君【解説編】もっと知りたいEV充電器のイマ」も公開されました。

自宅での充電について、新築の集合住宅はもちろん、既存の集合住宅にもEV充電器が広がり始めている現状をレポート。駐車場は通常住人の方以外が立ち入れない敷地内にあるため、なかなか見ることができず、実感しにくいもの。そんな変化を、実際のデータや積水ハウスの集合住宅での事例をもとに分かりやすく解説。また、EV充電器設置に関わるよくある疑問にも楽しく解説しています。

常に他人に任せきりの人生を送っており、人から「まかせる君」と言われている主人公の行動にドキッとさせられる今回のストーリー。先送りにした先の未来の自分たちからの苦情で、少しずつ行動変化を起こしていくという展開のみならず、最後には「なるほど、そうだったのか!」という驚きの結末も。ついつい見入ってしまうとともに、心温まるシーンもあり、長尺ながら飽きさせない映像となっています。何より1人7役を見事に演じきっているあばれる君の演技力にも注目です。

実際に社会ルールが整備され変化しているとしても、目の前にやってこないと自分ごと化できないことは多いもの。そんな多くの人にとっての自分を、「まかせる君」というわかりやすいキャラクター設定とコミカルなストーリー展開している巧みさがあります。EV充電設備の設置というついつい先送りしがちなテーマならではの映像施策がありました。

・※1関連リリース:集合住宅も「将来を見据え、EV充電器が設置されている住まいが良い」が約8割。一方で、その設置方法を知る人は、2割以下という認知の課題が明らかに。集合住宅へのEV充電設備の普及には、認知が課題。

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