一攫千金の夢を見て多くの人が買い求める宝くじは、当選することに加えて、結果がわかるまでの間をドキドキしながら過ごす時間にもエンタメ性があり、ある種の体験型商品といえます。日本国内においても根強い人気を誇りますが、アメリカでは販売側の各種自治体がプロモーションに力を入れていることもあって、より日常生活に溶け込んだ存在になっています。そんな中、フロリダ州で宝くじを販売するThe Florida Lotteryは、買ってすぐに結果がわかるスクラッチくじの高揚感を表現したCMを通じて宝くじが持つ本質的なエンタメ要素にスポットライトを当てました。

“XTREME”というタイトルが付けられた施策では、時速225kmにもなるレースカーに乗ったユーザーたちが極限状態の中スクラッチくじを楽しむ様子が紹介されています。叫びながら懸命にスクラッチをする人や、ドリフト走行中の強すぎる遠心力によって手元がおぼつかなくなる人など、通常であれば経験することのない非日常空間でスクラッチくじを必死に削っている姿が笑いを誘います。

3月上旬に公開された第1弾に続き、4月の頭まで順次新たな登場人物が極限状態でスクラッチに挑戦する動画が公開されるようです。宝くじに挑むときの高揚感を最大まで高めることで一攫千金を狙うことの本質的な体験価値を訴求した試みでした。

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