乗っている自転車が故障してしまった男性が登場すると、突如抽象空間へと遷移し、案内役の別の男性がSwapfietsのサービス特長を怒涛の勢いで説明していきます。大金をはたいて高級な自転車を買わなくてもサブスク形式で必要なときだけハイエンドな自転車に乗れること、乗車中に突然故障してしまってもすぐに修理対応してくれること……日本と比べて道路の舗装され度合いがそこまで高くないヨーロッパならではの事情を汲み取り、しっかりとユーザーニーズをサービスそのものとコミュニケーションの中に落とし込んでいます。
2010年代後半から急速に増えたサブスクサービスの中で独自の存在感を放っているSwapfietsならではのクリエイティブで、ヨーロッパ中の人たちに向けて自社のサービスを印象的に伝えた長尺CMでした。