その“ある乗り物”とは、廃品回収車。独特な声で金属部品を含む不要品の回収を呼びかける車を皆さんも一度は目にしたことがあると思います。Teneはそんなアイコニックな存在を活用し、アナウンスするセリフを金属からプラスチックに変えることで街中の人々の興味を引こうとしたのです。車の屋根には窓から覗く人用のQRコードが設置されており、Teneの事業内容について書かれた専用サイトに遷移させました。
結果的に施策の実施前後と比べてTeneに関するSNS上での言及は500%も伸長し、公開初週で10トンものプラスチックを回収することに成功。昔ながらのアイコンを自社の事業用に生まれ変わらせることで結果的に多くの知名度を獲得することができた施策でした。