“Your Dog is your Responsibility(あなたの犬のしてしまったことはあなたの責任です)”というタイトルの施策は、2本の動画と2種類のプリント広告によって構成されています。思わずハッとしてしまうようなタイトルのとおり、動画では散歩中に不用意に犬のリードを外してしまった結果、犬が農家の羊や民家の庭先にいた子どもを襲ってしまう事故の様子が描かれています。
たとえ他人を傷つけたのが犬であったとしても、その責任を負うべき存在はあくまでも飼い主であり犬に罪はないというメッセージを訴求しつつ、軽い気持ちで取った行動がとんでもない結果を招いてしまう可能性があることを力強く訴えました。遠く離れたアイルランドで公開された施策ではありますが、国境を越えたすべてのペットの飼い主が心に留めておくべき普遍性を持った事例でした。