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最近テレビや新聞などで見かける、"ロコモティブシンドローム"という言葉。何やら聞き慣れない名称ですが、40代から注意しなければならない病気のひとつなのです!
NHKの番組『あさイチ』によると、ロコモティブシンドロームとは運動器症候群のことで、加齢や生活習慣などで足腰の機能が衰え、進行すると将来要介護になる可能性の高い状態のことを指します。「高齢になってから心配する」のでは遅く、何と初期症状は40代から始まるのだそうですよ。
骨や関節、筋肉などの機能は、女性ホルモンの分泌が減ることにより40代に大きな曲がり角を迎えます。想像以上の筋肉の衰えによって、思わぬ事故を引き起こすことも。特に下肢の筋力は早くから衰えが始まるそうなので、少しの段差で転倒事故などを引き起こす可能性があり、注意が必要です。
ロコモティブシンドローム対策の食材として推奨されているのは、レバーとゴマペースト。レバーは良質なタンパク質が筋肉を作り、豊富なビタミンB群や鉄分がコラーゲンの生成を助けてくれます。ゴマは豊富なカルシウムで骨を丈夫に。どちらも、対策にもってこいの食材というわけです。
元気な老後を送るためには、今からの予防が必要です。なるべく交通機関や車を利用せず、ウォーキングなどで筋力をつけるのも良い習慣です。小さな努力の積み重ねで、将来は大きく変わってくるもの。今から少しずつ生活習慣を見直してみませんか?
photo by Thinkstock/Getty Images
[あさイチ]
(文/六島京)
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