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子どもは賢い生き物です。だから、大人の言うことに頑固に逆らったり、かけひきをしようとしたりします。それは自立への一歩であり、成長の証でもあるのですが......でもやっぱり言うことを聞いてもらわないと困るときもある!


兄弟サイトの「ライフハッカー[日本版]」には「言うことを聞かない子どもが自分から『協力』してくれる伝え方6つ」という記事が掲載されていました。その中から子どもが率先して協力してくれる6つのコツを抜粋でご紹介します。


[1]「要求」ではなく「誘う」

子どもを誘い、一緒に問題解決方法を考えるように促す行為は、子どもを頑固にすることはありません。さらに、これらの行為で信用とチームワークの基盤を据えることにより子どもは次第に頼ることを学びます。


[2]ゲーム感覚で楽しく

たとえば(早く自動車に乗せて家に帰りたいときに)公園から離れたくないと言う子どもには、消防士ごっこをして消防車に飛び乗るふりをするなど、車に乗り込む行為が楽しいと思わせる方法を考えましょう。もしくは競争や、うさぎ跳び、肩車でも良いでしょう。


[3]繰り返さない

子どもからの協力を得る上で、一番やってはいけないことは「繰り返し」です。すでに聞いたことを繰り返し言われると、子どもたちは「しばらく無視してあなたが怒り始めるまで待」てばいいのだと学びます。


[4]忘れたフリをする

子どもは大人より賢くいようとするものです。忘れたフリをして「あれ? 今、何をして欲しいって言ったっけ? 何だったかな? 確かどこかに行く用意をしていたんじゃなかった? なんとか思い出させてくれない?」と呼びかけてみます。子どもは優越感を抱いて、自分から進んで教えてくれるのです。


[5]子どもに指揮させる

私が彼女の能力を過小評価すると彼女は彼女自身がどれだけ賢いかを証明したくなるようで、「ひとりでチャイルドシートに乗れないよね?」と言うと、彼女は靴を履きチャイルドシートに登ります。


[6]協力する

疲れ、体調不良、空腹や悲しい気分などが理由で、普段は協力的な子どもでも特別な手助けが必要な場面があります。何をやっても上手くいかなければ助けてあげましょう。


(すべて一部抜粋)


最後の項目にある「何をやっても上手くいかない時」、原文筆者は娘と「赤ちゃんごっこ」をして、赤ちゃん役の娘の世話を全てなんでもしてあげるのだそうです。このゲームをすると、娘は筆者の言うことを聞いて助けてくれるようになるのだとか。その理由は「彼女が本当に助けが必要な時に、私は彼女を喜んで助けると分かるから」。やはり、子どもは賢い生き物なのですね。


詳細はライフハッカー[日本版]の元記事からどうぞ。


photo by Thinkstock/Getty Images


ライフハッカー[日本版]


(文/編集部・吉川)

RSS情報:http://www.cafeglobe.com/2013/06/030807kids_communication.html