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映画『スター・ウォーズ』シリーズにおけるオープニング・クロールほど記憶に残るシーンは少ない。「遠い昔、遥か彼方の銀河系で」という言葉と共に始まるクロールは、数十年に渡り、シリーズの一部となってきた。

しかし、これから公開を控える同シリーズの単独最新作『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』には、このクロールが含まれないかもしれない。ルーカスフィルムの社長キャスリーン・ケネディが、7月15日(現地時間)にスター・ウォーズ・セレブレーション・ヨーロッパ2016で明かした。

ケネディはET Onlineによる取材の中で、「我々はその話を重ねているところですが、これらの作品がオープニング・クロールを使うことはないと思います。それが、今日のイベントの最初に伝えようと思っていたことです」と、語った。

先週末のスター・ウォーズ・セレブレーション2016でのパネルは、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のロゴに続き、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』のオープニング・クロールとともに開始した。最新作となる『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』で描かれた物語の前に、反乱軍がデス・スターの設計図を盗もうと計画するストーリーを描く。

最新作の監督を務めるギャレス・エドワーズも、クロールについて、独立した作品群はメイン・シリーズから差別化したいとコメントした。

「そもそも、私には話せないであろうことがたくさんある、と答えるのが最も安全だろう。最新作は、サーガとは異なる作品になる。クロールの件もそうだ。人々がクロールに魅了されているのは、面白いことだ」

米ウォルト・ディズニーとルーカスフィルムは、もう1本の独立した作品として、若き日のハン・ソロを主人公とする映画も2018年に公開する予定だ。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は、12月16日に全世界同時公開となる。

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