映画『スーサイド・スクワッド』でジョーカーのシーンが多数カットされたと語った数日後、ジャレッド・レトーは更なる憶測の種をまいた。
英BBC Radio 1によるインタビューの中で、レトーはエディス・ボウマンに対し、恐らくジョーカー主役の映画を作れるほど「十分な量の(カットされた)映像があった」と発言した。
「思うに、僕はすべてのシーンでやり過ぎてしまったのかもしれない。恐らくそれは、全ての狂気をフィルターに通すためだった。多くのオプションを与えたいと考えていたからね。もしかすると、ジョーカーの映画を作るために十分な量の映像があったかもしれない」(レトー)。
劇中にジョーカーが登場するのは15分以下であり、そのほとんどは、ハーレイ・クインの過去の物語を補完するものだった。
また、レトーはインタビューの中で、監督のデヴィッド・エアーに『スーサイド・スクワッド』はR指定を受けるべきだと話したことも明かしている。
「僕はこの作品がR指定作品だったらいいのにと思う。映画がR指定を受けるように製作すれば、悪役中心の映画になると思うから」(レトー)。
『スーサイド・スクワッド』がPG13指定を受けたことについて疑問を持ったのは、レト-だけではない。先週、映画製作者のマイク・バービグリアは、「『スーサイド・スクワッド』はマシンガンによる殺人と爆撃を含んでいるのにPG13指定になった。一方、@DontThinkMovieは、マリファナが登場したためにR指定だ。おかしくないか?」とツイートした。
ジャド・アパトーはこれを受けて、「レーティング審査はスタジオ側が握っている。暴力は観客に受けるから、マリファナとセックスをそれ以上に恐れるべきものにして忌避しているようだ」と発言している。
『スーサイド・スクワッド』は先週末に公開し、1億3500万ドルを稼いで現在も興収記録を更新中だ。
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