12月26日(現地時間)、2016年に死去した2人の象徴的なアーティスト、ジョージ・マイケルとデヴィッド・ボウイをフィーチャーした1992年の映像にネット上が騒然となった。
映像は、フレディ・マーキュリーの追悼コンサートの舞台裏を撮影したものだ(記事のトップで見ることができる)。
映像の中で、クリスマスの日にこの世を去ったマイケルは、クイーンのヒット曲『愛にすべてを(Somebody to Love)』を熱狂的に演奏している。
マイケルの力強い歌声とパフォーマンスの才能だけでなく、その脇でボウイがマイケルを称賛する姿も見ることができる(3分12秒あたりから)。
2016年1月に死去したボウイも同コンサートで演奏を披露し、アニー・レノックスと共にヒット曲『アンダー・プレッシャー(Under Pressure)』を歌い上げた。
2人のリハーサル映像(記事の下部で見ることができる)の中では、マイケルが2人のデュエットを聞きながら歌を口ずさむ様子が映し出されている(2分13秒あたりから)。
両方の映像から、マイケルとボウイが互いにとても尊敬しあっていることが明確に見て取れる。
2016年は音楽界にとって厳しい年となった。ボウイとマイケルに加え、マール・ハガード、プリンス、レナード・コーエンなど、他にも著名なアーティストたちがこの世を去った。