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2016年に亡くなったアントン・イェルチンが主演を務めたディストピアSF短編映画『Rise(原題)』の長編映画版を、映画『ハクソー・リッジ』のプロデューサーを務めたブライアン・オリヴァーとフィルミュラのジョニー・リンが開発中だ。
デイビット・カルラックが監督した5分間の短編映画『Rise(原題)』は、人工知能を生み出そうとする人間の試みが制御不能な状態を引き起こし、人間と機械の間に争いを生み出す世界を舞台とする。同作の脚本は、マーカス・ダンスタンとパトリック・メルトンが執筆した。
長編映画は、オリヴァーとリンが資金調達とプロデュースをすべて手掛ける予定だ。2人は同作のシリーズ化を見込み、プロジェクトを最初に立ち上げた米ワーナー・ブラザースから映画権利を獲得した。
リンは、9月に米劇場公開が予定されているトム・クルーズ主演のクライム・スリラー映画『American Made(原題)』でエグゼクティブ・プロデュースを手掛けた。オリヴァーは、第83回アカデミー作品賞にノミネートされた映画『ブラック・スワン』や映画『ブラック・スキャンダル』、映画『誘拐の掟』、映画『エベレスト 3D』のプロデュースを手掛けた。オリヴァーは、クロス・クリーク・プロダクションの創業者であり、現在、『American Made(原題)』のポストプロダクション中だ。
長編映画についてリンは、「デイビット・カルラック監督の非常に有名な短編映画をもとにした作品をシリーズ化する機会を持つことができて、ブライアンと私は本当に嬉しく思っています」と語り、「この作品が、長期的なファイナンスと製作を手掛ける関係の始まりとなることを願っています」と、続けた。
イェルチンが主演を務めた『Rise(原題)』はこちら。
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