『機動戦士ガンダム』生誕35周年を記念して、なんと史上初となる“実物大ザク整備工場”が“那須ハイランドパーク”に建設されたという。あのモビルスーツ“ザク”が製造されているというのだ。しかもシャア専用である。これはスクープのチャンスとばかりに、筆者は3倍のスピードで“那須ハイランドパーク”へと向かった。
●連邦のモビルスーツがお出迎え
“那須ハイランドパーク”に到着するなり、筆者を待ち受けていたのは“連邦の白い悪魔”こと“ガンダム”である。なんとそこには“ララア”もいるではないか! 私を導いてくれたというのか……。実はこの2人(1人と1機)は、コスプレをしたお客さんとのこと。快く撮影に応じてくれてありがとうございます。
●平和な園内に突如として現れた『機動戦士ガンダム特別展』!
穏やかな那須の山脈にある“那須ハイランドパーク”は取材中も若者や恋人たちでにぎわっており、まさかここにモビルスーツがあるとは想像もつかない。しかし情報によればここに“ザク”が隠されていることは間違いない。見える、私にも敵が見えるぞ!
●ついに姿を現した赤いモビルスーツ。
施設に足を踏み入れて間もなく、異様な存在感を放つ赤いモビルスーツに迎えられた。ついにMS-06“ザク”とご対面を果たしたのである。通常のザクとは異なる赤いカラーリングは“シャア・アズナブル”の異名“赤い彗星”の証である。正確な名称は“ザクⅡ”であるが、詳しいウンチクは割愛しておこう。「MS-06」じゃなくて「MS-06S」だとか、そういった事を忘れてしまうほどに衝撃的な存在感である。お台場のガンダム同様、こちらも実物大。で、でかい!
●細かいディテールも凝っている。まさにここはジオン軍秘密基地!
ただのオブジェではなく、しっかりと軍事兵器としての細やかなディテールにもこだわりが見られる。“ザク”のボディには、それが「乗り物」であることを思い出させる注意書きなどがあり、“ザク”の周囲にある謎の機械群にも「ジオン」の文字がしっかりと載せられている。「今まさにメンテナンスを施されている」といった雰囲気が“ザク”を収容する建物全体からあふれているのだ。ここは間違いなく、ジオンの整備工場である。『ガンダム』が好きな方はもちろん、物語はよく分からないけど『ガンダム』は知ってるといった方でも、一種の観光地的にその雰囲気を楽しめるだろう。この催しは、2015年1月5日(月)まで開催されるので、この圧倒的な存在感を是非その目で見て欲しい。
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