ほぼほぼ秋葉原を制覇した感のあるガジェット通信ですが、あえて言おう!
「今、秋葉原で一番熱いのは東ビルである!」
そもそもが、ビルの名前を出したところで筆者(YELLOW)以外はピンと来ない可能性が濃厚ですが、何気に“東ビル”は熱いです。激アツなのです。
しかも!
秋葉原に東ビルは第1~第7まで存在すると言う事実も報告しておきましょう。
第2東ビルを極めろ!
とは言え、ぶっちゃけ飲食店が入居していない東ビルには興味が無いというか、訪れる意味が無いので必然的に第2と第3を攻めるのがセオリーかと存じます。
この第2東ビルには秋葉原の双璧と呼ばれる『村役場』(CV若本規夫)&『町役場』(CV森功至)が入っていますが、他にも行列の出来る人気店麺処『MAZERU』(CV広中雅志)もあります。
まさに銀河帝国、もとい秋葉原のグルメスポットとして完璧な布陣を誇り、自由惑星同盟(大手チェーン店)の進出を食い止める要塞になっているのです。
イベントの多い秋葉原
というわけで、目的地であるイゼルローン要塞、もとい第2東ビルに向かおうとする筆者の前に、ナイスタイミングでイベントが開催されていました。
「響(ウイスキーじゃない方)とか来るんだ?」
みたいな興味があったのと、目的地である『南部や』までの時間が微妙にあるので、とりあえず回線を契約する気は1㎜もありませんが、なんとなく覗いてみる事にします。
まるで予告してなかったのか最初は人も少なかったのですが、小芝居が始まると瞬く間に人が集まりだしました。
テレビは全然観ない筆者ですが、さすがにネタは面白いです。
そして!
小芝居とプレゼントの抽選会のダブル攻撃で人を集めてから、本題の売り込みタイムが始まります。
するとどうでしょう?
回線を契約すると扇風機がオリジナルグッズがドラクエがプレステ4が貰えるとの事……今か? 今なのか?
常に冷静な筆者ですが“プレステ4”は持ってないので、今契約しないで何時するのって勢いで誰かが耳元で囁く勢いで御座います。
そして、さりげなく合計6万円チョイの割引に相当する商品が貰える権利をゲットしました!
しかし!
いざ、契約しようとすると「月々6500円近い出費」が24ヶ月間続くと言う罠で御座います……。
でもでも、この手の割引って良くあるけど、6万円越えで“お得”な事って滅多に無いのでチャンスである可能性も否定出来ません。
いや、まあモバイルルーター持ってないから契約するのも、ひとつの正解な予感ですが2年間支払った通信料の合計金額で、余裕でプレステ4が買える事実に目が覚めました。
「すみません。ちょっと詳しく検討したいので資料だけ下さい」(震え声)
と言った時、受付のお姉さんの眼が殺し屋の眼になった気がするのですが、とりあえずノーマネーで時間を潰せたのでヨシとしましょう。
秋葉原の人気店『南部や』
真の秋葉原通は、この東ビルの『村役場』&『町役場』に加えて『南部や』(CV堀川亮)をヘヴィーローテーションさせます。
「居酒屋の全てが東ビルにある!」
この結論に至るまで数十年の歳月はかかると思われますが、その密度の濃さは初見の筆者にも伝わりました。
特にメニューを見ると『南部や』のコダワリを感じますね。
色々と気になるメニューは多いのですが、とりあえず5軒目なので刺身を頂いて様子を見てみる事にします。
『くじらの竜田揚げ』とか絶対食べるべき案件かと存じます。
『南部や』にインしてみた
ほぼ開店時間と同時に攻め込んだはずですが、何故か店内には多数のお客さんが……。まあ、とりあえずカウンター席に座れたの良しとしましょう。
入った瞬間、すでに店内は8割くらい埋まっていたので、モザイクを良しとしない筆者的に店内写真は無しの方向でお願いします。
まずは生ビールを頂きながら何を食べるか考えます。
「どぜう(どじょう)がある……だと?」
江戸っ子と言えば鰻と鰌(どじょう)が好きと決まっているので、記事的には“どじょう”を食べてドヤ顔をキメたいのですが、筆者的にはさして欲していないし江戸っ子でもないので却下します。
他にも鹿串焼みたいなジビエ的な何かもある模様……なかなかマニアックなラインナップで御座います。
刺身も旨し!
今回、筆者が選んだのはアイナメ(550円)とカンパチ(590円)です。
他にも気になる魚はあったのですが、今の筆者の戦闘力を考えると二品で終了な予感なのは否めません。
初夏を感じさせる昨今の季候を考えると、そろそろアイナメが美味しい予感はしていたのですが、まさに予想通りでしたね。
どちらも満足出来る魚で、この『南部や』の実力を測るには丁度良かったと思います。
さらに!
この手作り感ある“お通し”も流石ですね。
さつま揚げ的な何かですが、形も大きさもバラバラなので手作りな予感がします。この味であれば、きっと“煮物系メニュー”も安定した美味しさかと思われます。
ご馳走様でした!
『南部や』 総評
郷土料理をアピールしつつも、古き良き時代の東京を思い出させる料理の数々、その実力は噂通りの『南部や』でした。
若干、もっと色々と攻めたい衝動に駆られたのですが、お腹が一杯なのと予算的な関係で不完全燃焼に終わってしまいました。
しかし!
それらは次回の“お楽しみ”と言う事で、後半にネタが尽きた時の為の最終兵器として温存しておく事にしましょう。
それでは是非みなさんも『南部や』で、美味しい料理と酒を愉しんでみて下さい。
『南部や』
住所:東京都千代田区神田佐久間町1-14
営業時間 16:00~謎
定休日:日曜祝日らしい
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